
昔、『小学1年生』などの学習雑誌や、
子供向け雑誌の付録に付いていた、
「ソノシート」。
塩化ビニール製の、
通常のレコードより薄く、
片面しか溝が刻まれていませんが、
レコード盤が高価だった頃、
雑誌のおまけに付いて来るソノシートは、
貴重品でした。
アニメの主題歌や、
「ドリフ」のコントを、
吹き込んだモノまであり、
娯楽の少なかった頃、文字通り、
スリ切れるまで聴いていました。
また、お腹を押すと、おしゃべりする
リカちゃん人形のようなオモチャにも、
この「ソノシート」型の小さなレコードが、
内蔵されていました。
「ソノシート」とは、
フランスのSAIPと言う会社が開発した、
薄膜のレコードの事で、「ソノ」とは、
古いラテン語「sonus(鳴り響く)」
に由来し、「ソノシート(音の出る膜)」
と名づけられました。
昭和30年代当時は、二次元の雑誌が、
視覚的効果で、立体的に見える、
画期的な「パノラマ写真」に対抗し、
音の出る印刷物、「ソノラマ」が、
日本の出版社から販売され、
様々な雑誌の付録として発売されました。
その後、裁縫用の縫い針と、
紙コップの振動板を組み合わせた、
ボール紙で組み立てる、優れものの、
手動式レコードプレーヤーも、
ソノシートと一緒に、
付録に付くようになり、
朗読する絵本などが、
かなり普及しましたが、
現在では、情報量の多いDVDにとって代わり、
ソノシートの需要も減り、
国内では、2005年に製造を打ち切りました。
今で言う、雑誌のおまけに付く、
CD-ROMの走りだったンでしょうネ!。
その内、音楽や、読みたい記事だけを、
ダウンロードして楽しむ、
モバイル雑誌が作られるかも?。
昭和30~40年代生まれの人には、
涙がチョチョ切れるくらい懐かしい、
ソノシートを集めたサイトです!。
http://www.mni.ne.jp/~datehachi/musicbox02.htm