もともと、鮭と鱒(ます)は、
同じ種類の魚です。

ヨーロッパでは、川から海へ下るものを、
「鮭(サーモン)」と言い、
海へ下らず、川などで生息するものを、
「鱒(トラウト)」と分けています。

日本では、つい最近まで、
サケ科の「シロザケ」だけを、
「鮭」と呼んで、それ以外のサケ科魚を、
「鱒」と呼んでいました。

つまり、鮭と鱒は、
どちらもサケ科の魚で、
白身魚に属するンです。

鮭の種類によって、身の色が違うのは、
エサの違いによるものです。

鮭はエビの一種、
「オキアミ」を主食にしています。

そのオキアミが食べる、
藻類には、「アスタキサンチン」という、
赤色のカロチノイド系色素を含んでいる為、
その色素がオキアミの体内に蓄積され、
食物連鎖することによって、鮭も、
鮮やかなサーモンピンクの身になるのです。

因みに、鯛や、エビ、カニが赤いのも、
「アスタキサンチン」のおかげなンです。

かといっても、鮭やエビ、カニが、
大好物な人が大量に食べても、
赤身になりません!。