昨日は、傘が役に立たないほど、
朝からものすごい豪雨と風で、
6月早々、大変な目に会いました。
自転車通勤する身には、
傘さし運転できないので、
合羽が必需品!。
ところで、「合羽」と書いて、
なぜ「かっぱ」と呼ぶのでしょうか?。
実はこの「合羽(かっぱ)」とは、
ポルトガル語の、Cape(ケープ)が
訛ったモノと言われています。
16世紀の頃に、日本へ渡ってきた
ポルトガル人がお披露目したのを切っ掛けに、
めずらし物好きな日本人が、マネして拵えたそうです。
その当時のモノは、とてもシンプルで、
紙に油を引いて雨具に利用していたことから、
「紙羽織」とも呼んでいました。
これを着ると、まるで翼を合わせた鳥に
似ていたコトから、のちに「合羽」という
字をあてました。
それまでの日本は、おもに蓑を着て、
雨風を凌ぐだけだったと言いますから、
降水量の多い国にしては、意外と、
雨具の工夫が成されていなかったのですね。