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日本の朝ごはんと言えば、
暖かいごはんに味噌汁、お新香が、
定番ですね。

また、カツ丼や、天丼のお供にも、
欠かせませんね。

♪おやじの頭に、漬け物乗せたら、
 こ~れがホントの親孝行~。

漬物のコトを、お新香(おしんこ)や、
香香(こうこう)とも言います。

最近のモノは、それほど匂わないのに、
なぜ香の物と言うのでしょうか?。

この由来は、平安時代から貴族の間で流行った、
「香合わせ(こうあわせ)」
と呼ばれる遊びから来ています。

仏教とともに、中国からお香が伝来して以来、
王朝貴族の間で、茶道、華道と同様に、
「香道」として広まって行きました。

香りを焚いて、その種類を当てる、
聞き酒の様なコトをしたり、同じ香りのモノを
合わせていくという遊びで、
現在でも高尚な趣味として親しまれています。

ところが色々な香りを、長時間嗅いでいますと、
鼻がマヒして来ます。

そこで、一旦休憩も兼ねて、
嗅覚を戻す為に食べたのが漬物だったンです。

当初、嗅覚のリセットに効果があったとされる、
漬物は、味噌漬けなどニオイの強いものが殆どで、
香の物と呼ばれていました。

後に、匂いが少なく味の良いものに改良され、
様々な漬物が世に出回るようになり、やがて、
新しい香の物、「お新香」と言われるようになりました。

ちなみに、カツ丼などについてくるお新香が、
2つなのには、ちゃんと意味があります。

お侍さんの前に出す際、一切れだと、
”人切れ”に聞こえ、縁起が悪い。

3切れだと、”身切れ”をイメージして、
これも良くない!。

それじゃ、2つにしようと言うコトで、
2切れに落ち着いたと言うことです。