372

先日の広島対中日戦で、
ブラウン監督が、一塁ベースを投げ、
退場になりました。

そのコトを受けて、後の西武戦の試合前、
広島の選手、スタッフ一同が、
表に漢字の「危」一文字に、
『DANGER!』

その背中には、
『うちの監督はベースを投げるぞ』

と英語で書かれたTシャツを着て、
グランドに登場。

373

ブラウン監督の背には、
『オレ”はベースを投げるぞ』

監督代行を務めた
リブジー打撃コーチの背には
『彼はまた、やっちゃったよ』

試合前のグランドに、微笑ましい、
ユーモアに包まれた風が吹いていました。

このTシャツがよっぽど気に入ったようで、
ブラウン監督も、なごやかな笑顔。

広島ファンとしても、
一塁ベースに八つ当たりする、
ブラウン監督の行動は、
おとな気ない気がしますが、
チームのコトを思っての行為。

「心を一つ、チーム一丸となって
この苦しい状況でも、
明るさを忘れず、
前向きに乗り越えて行こう!。」

さっすが!、カープの選手時代、
「頼りになる助っ人」といわれた、
ブラウン監督!。

ところで、一塁ベースって、
ああいう構造してたのネ!。

(ひっくり返ったベース、
    初めて見ました!)
 

プロ野球の試合では一般的に、
ホームのチームが1塁側ベンチに、
ビジターのチームが、
3塁側ベンチに陣取って試合を行います。

同じ球場で、3連戦を戦う場合も、
途中で席を取り替えっこする事はありません。

そうも行かない理由が、
ベンチ裏の設備の違いにあるという。

ホームチームは、試合の時だけではなく、
普段の練習や、遠征する時にも、
一塁側ベンチを使用するので、
備品や荷物が大量に置いてあります。

さらに、大きい球場ともなりますと、
室内トレーニング器具や、空調設備、
休養所、医務室なども充実していて、
そういう動かせない、大掛かりなものが
まとめて1塁側に設置しているので、
一塁側は、ホームチーム専用と
している所が多いンです。

3塁側ベンチは、試合以外、あまり使われない為、
球場によっては、トイレの数まで違う程、
設備に差がある作りになっているそうです。