ワールド・ベースボール、
予選でもレベルは高いです!。

最有力候補のアメリカも、負けてしまいました。

野球選手の筋トレも、能力強化のため、
増強剤に頼るしかなくて、
ドーピング審査に落ちる選手も多くて、
野球大国のアメリカと言えど、
主力選手が活躍できないンですね。

実は、この間、
イチローの特別番組を観ていまして、
イチローに憧れた子供達が、
彼の筋肉トレーニングをマネして、
筋肉を痛める危険性を指摘していました。

確かに、イチローの動きは、
魅力的で、カッコイイし、
結果も出しています。

バッターボックスに立って、ビッチャーに対し、
まさにサムライの様に、刀を構えるかの如く、
バットを垂直に向け、袖を引く様は、
惚れ惚れします。

アメリカのリトルリーグの子供も、
この、袖を引くジェスチャーを取り入れる
子が多いそうです。

ところが、野球の筋トレって、
陸上競技のトレーニングと異なって、
けっこう複雑なンです。

上手く説明できませんが、
野球選手の殆どが、”カナズチ”で、
泳げない程、筋肉の使い方が偏っています。

極論ですが、小学生の頃には、
筋肉トレーニングはやっても無駄 。

何故なら、この筋力トレーニングは、
14~15歳位から上の年齢にならないと効果がないとの事。

小学生の段階では、
筋力トレーニングを行ってとしても、
大人のように筋力は付かない。

それどころか却って筋肉を痛め、
その筋力の正常な発育を妨げる恐れがあります。

それは、筋力トレーニングの効果が、
男性ホルモンの分泌量と関連があり、
男性ホルモンが多量に分泌される、
思春期の頃になって初めて、
トレーニングの効果が発揮されるそうです。

13歳以前の基礎体力の付け方としては、遊びの中で自然に走ったり、
跳ねたり、ボール投げをしたりして基本となる身のこなし方、
つまり運動神経を発達させるのが一番なのです!。

そう言えば、自分たちの頃は、
まだ、空き地が方々にあって、
親とキャッチボールをしていました。

グローブなンて、高級な道具を買って貰えず、
ボールも貴重品で、近所の家の庭や、
窓ガラスを割らない様に、
日が暮れるまで投げていましたから、
コントロールも良くなりますって!。

ブラジルの貧しいサッカー少年も、
交通量の多い路地で、靴も履けず、
裸足で、ボールを蹴って遊んでいたから。
あんなに、ボールコントロールが上手いンですね。

イチローの凄いところは、
試合や、練習の後に、
必ずグローブの手入れをする事なンです。

道具を大事にしない選手に、名選手はいない!。

それは、どんな業種にも言える事です。

プロフェッショナルとは、
そう言う事なンです。

常にいかなる時でも、100%発揮できる状態で、
挑めるのが、プロだ!。