アメリカのワシントン州で、
飼い主のリーナ・ベースリーさんの
お世話をしているアシスタンス・ドッグ
(盲導犬、聴導犬、介助犬、等、
障害のある方々の日常生活の手助けや
補助(アシスト)をするために
特別に訓練をされた犬たちのこと。)
のフェイスちゃん(4才)が、
リーナさんの心臓発作を察知して、
フェイスちゃん自ら救急車を呼んだそうです。
突然リーナさんの発作が起こって意識が無くなり、
飼い主の尋常じゃない様態を察知し、
電話の受話器を持ち上げ、口で咥えて床に置いた後、
鼻先で911をプッシュし、
相手が出たのを確認して受話器に向かって吠え続けた。
異常な鳴き声を聴いたオペレータの機転で、
駆けつけた救急隊がリーナさんを無事発見。
病院に担ぎ込まれた彼女は、
一命を取り留めた。
訓練されているとは言え、
ワンちゃんが911コール出来るなんて・・スゴイ!。
過去にも、もっとスゴイ犬にまつわる話がありまして、
1982年、アメリカ・ロサンゼルスでの出来事で、
いつものように主人の帰りを待って、
一家が夕食の準備に勤しんでいるころ、
その家で長年飼っているラブラドールレトリーバーが、
突然吠え出し、凄まじい勢いで家から外へ飛び出した。
驚いた家族が、走り去った犬の後を追うと、
約50m先で、帰宅途中に心臓発作を起こし、
胸を押さえ苦しげにうずくまる夫ディビットを発見。
家族はすぐに病院へ連絡、
ディビットは一命を取りとめることができたのだ。
普通、犬の視力は、
あまり良くなくて、約0.2~0.3の近視。
それに、家族と一緒に家の中にいた犬には、
外にいるディビットの姿を見ることはできない。
また聴覚は8~12万ヘルツ(人間の可聴域は2~2万ヘルツ)だが、
ディビットは声を出すことはできなかったので、
苦しむ声が聞こえるはずはない。
嗅覚についても、犬の嗅粘膜の広さは新聞紙1枚分
(人間は切手2枚分)あるが、
主人の危機を察知できたかどうかは判断できない。
遠い昔、犬が群れの中で集団生活していた頃、
それぞれの役割や狩りのフォーメーションが決まってて、
群全体のコンディションが万全でないと、
狩りが出来なくなって、餓死してしまう。
そのため、仲間の体調不良に敏感になり、
病気になった仲間を補おうと、
助け合う本能が発達したのではないかと・・。
心臓発作で倒れた人の場合も、犬が、
心臓疾患から主人が苦しんでいる場面に幾度も遭遇していて、
その為、倒れた主人の呼吸困難による口臭、
発汗により変化した普段の状態とは異なる体臭を嗅いで、
以前に記憶していた苦しむ主人の表情が脳裏に浮かび、
犬が危機を察知したと考えられます。
現在ペットとして飼われているワンちゃんも、
家族の体調だけでなく、
怒っているのか、悦んでいるかの、
感情の変化も素早く敏感に察知するし、
犬好きの人、嫌いな人の体臭も嗅ぎ分けられるそうです。
臭いの秘密が解明されたら、
訓練で「麻薬犬」みたいに、
「癌早期発見犬」や「ウソ発見犬」も出来るかも?。
