富士山の測候所では、昭和40年からレーダーが稼働しています。



パラボラアンテナの直径は5メートルで、出力1500キロワット、

最大探知距離は800キロメートルです。



富士山の測候所は、有人測候所としては、世界でも最も高いところだそうです。



そんな高い場所で、所員が生活して気象観測を行うには、電力が不可欠。 

富士山、山頂の測候所は、どこから電気を取っているのでしょうか?

やはり自家発電?。



実は、なんと麓から山頂まで電線を敷いているのです。



高さ1575メートルまでは電柱を使い、そこから先は電圧6600ボルトで地下ケーブルを埋め込んでいるのだそうです。



測候所建設時、重量のあるレーダードームは、ヘリコプターで搬送したそうですが、

機材や資材は人力で運んだそうです。