
どうも、はじめまして!。
このたび新しく日記のベージを開設しました「あんとのふ」といいます。
今後ともどうか、よろしくお願い致します!。
さて、今回は今年観た映画の中で、
私が最高だと太鼓判を押した「ビッグ・フィッシュ」の話題を・・。
監督は「バットマン」のティムバートン。
主演は、若き日のエドワードをユアン・マクレガー、
晩年のエドワードをアルバート・フィニーが演じています。
お話好きで、引き出し満載、誰からも好かれる”寅さん”の様なお父さん。
でも、お父さんの口から出てくる話はすべて
「逃がした魚は大きい」お伽噺のようなホラばかり。
実際に起こった些細な事でも、
お父さんに掛かれば、話に尾ひれを着けて
今にも大空へ飛び出しそうな、度肝を抜く、
想像の範疇を越えたホラ話ばかり・・。
初めて聞くぶんには面白いかもしれないが、
子守歌代わりに毎晩同じ話を聞かされる息子はタマラナイ。
真実を伝えるジャーナリストとして、
正反対に育ってしまった息子。
その後、お父さんの危篤を知らされて、
はじめて父の伝えたかった「お伽噺」の真意に気づく。
「人はしばしば、自分を形成するのに
必要だったことと逆のコトを、
子供にやらせる。」
本当に伝えたいコトは、言葉では表現出来ない。
おとぎ話に隠された”真実のかけら”。
大男やサーカスの団長、
お話に出てくる人物は、
すべて”お父さん”自身なんだ・・。
こんな素敵な人生なら、もう一度やってみたい。
この映画を観た後、石井竜也監督の『河童』を思い浮かべました。
メランコリーの雨、その涙は、悲しくない・・。
ビッグ・フィッシュ (ブルーレイディスク)

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