「無責任&独断で答える京都あるアル」
我ながら小っ恥ずかしいタイトルにも
ちょっとは慣れて来た4回目![]()
タイムラグありますが祇園祭ネタをおひとつ。
「祇園祭って、鱧祭り とも言うんですって?
お祭りの時期には、鱧を食べる風習なんだってね」
これは、京都好き、美食好き、の方から
わりと多く受けるご質問です。
ご自分もそろそろ京都通、の自信を少しばかり持っておられる方々。
で、その、鱧食べる風習なんだって? のお答えは
まあ、食べはる人も、あるけどねえ。。。。
て感じかなあ。
いえ、鱧祭り というのが間違いってワケじゃあないんですよ。
祇園祭吉府入(さあ、祭り始まりますよ、の7月1日)頃は、鱧が出始める時期、ではあるし。
鱧を見ると、夏が始まった!感もあるし。
お料理屋さんではこぞって「鱧づくし」メニューも登場します。
ふつうに美味しいです。
ニュースなんかでも
「別名、鱧祭りとも呼ばれる祇園祭、地元では
梅雨の雨水を吸って脂の乗った鱧を、落とし(お造りの一種)や
照り焼き、鱧寿司にして、、、、」
なあんて、アナウンサーが原稿も読んではるし。
でもね。
祇園祭につきもの、という感覚はあんまりない。
てか、私のよく知る京都人うるさがた、鉾町(祇園祭の山鉾の出る町内)ど真ん中在住の人なんかは
「なにが鱧祭りや。
スーパーの売り出しと違うで!」![]()
と仰る。
ははは。。。。
まあ、怒ることもないんだけど![]()
ただ、、、
「お祭りが来るとねえ、やっぱり
鱧寿司を食べんと気い済みませんねん」![]()
とか、声高に言うておられる人を見ると、
つい、チッと舌打ちしながら、
あるいはちょいと鼻で嗤いながら![]()
「あの人、どこの人やったっけ?」
「どっか、ヨソからお嫁に来はった人やったと思うえ」
「ああ、やっぱりなあ。えらい気張ってはるなあ」
みたいなこと言う人も、まだまだ健在、ではあります。![]()
私も、虫の居所悪かったら、やっかみ半分で言うかもなあ。。。
「ええやんか、
あーゆう馬力のある人に気張ってお金出してもらわんと
お料理屋さんもお商売にならへんやん」とか。。。。![]()
まあ、鱧寿司も、鱧づくしも、お高いしねえ。
で、祇園祭くらいの時期は、土用の丑やら、母の日のカーネーションやないですけど
欲しがる人が多いから、もっと高くなる。
そういう時期には
京都の人は、あんまり喜んで手は出さない。
それより、もうちょっとガマンして
松茸が出始めるころ。
松茸は国産じゃなくってもオケ。
ちょっと小マシな外来ものでも、量をたっぷり。
そこで、エイッと奮発して鱧と松茸と三つ葉で
お鍋をする。
その時期の鱧って、ほんまに脂が乗りきって
美味しいと思います![]()
ま、出はじめか、盛りか、名残りか、
それはお好みなんだろうけど(鱧に限らず、、、)。
秋に京都へお越しの折には、ぜひお試しを![]()
なんてことないけど、昨夕の雲。
夏が逝く、空ですね。
