『おかえり、ブルゴーニュへ (原題 CE QUI NOUS LIE)』
製作年 2017年
製作国 フランス
配給 キノフィルムズ/木下グループ
監督 セドリック・クラピッシュ
脚本 セドリック・クラピッシュ 、 サンティアゴ・アミゴレーナ
キャスト
Jean/ピオ・マルマイ
Juliette/アナ・ジラルド
Jérémie/フランソワ・シビル
どこの国も一緒なんだなぁ‥
田舎、家業、相続、女性軽視、長子への重圧・・・等々
我が身のように感じながら観ていた。
大人になって見えて来るもの、失ってから見えて来るもの、が有る。
故郷で待っていたのは、捨てた病気の父や、妹弟や、稼業だけじゃなくて、幼い頃の自分。
おかえり・・と言っているのは、そこに残したままだった幼い頃の自分の思いなのね。
本当は分かっていたのかも。父の期待。その地への執着。家業への愛情。
だから、別の地で選んだ生業も同じ物だった。離れられないんだね。
凄く壮大な葡萄畑。自然と対話しながら進める工程。ワイン造りに関する映画は色々見ているけど、凄い思い入れで作って居る事、直感で左右されることにいつも圧倒されるな。
『アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語 (原題 Анна Каренина. История Вронского)』
製作年 2017年
製作国 ロシア
配給 パンドラ
監督 カレン・シャフナザーロフ
原作 レフ・トルストイ 、 ヴィケーンチイ・ヴェレサーエフ
脚本 カレン・シャフナザーロフ 、 アレクセイ・ブジン
キャスト
アンナ・カレーニナ/エリザベータ・ボヤルスカヤ
アレクセイ・ヴロンスキー伯爵/マクシム・マトヴェーエフ
アレクセイ・カレーニン伯爵/ヴィタリー・キシュチェンコ
セルゲイ・カレーニン/キリール・グレベンシチコフ
何度も映画化されているトルストイの『アンナ・カレーニナ』のその後の物語。
捨てられた息子セルゲイの為の物語ね。
不倫は悲劇に転じる事が多い。誘惑するのが悪いとは思うけど、入り込む余地が有ったと言う事だから、大人たちはそれぞれにそれなりの責任がある。子供はいい迷惑だ。
一番の被害者は娘アーニャだとは思うけど。
だけど、アンナが身を投げ物語は終わる。常にそうなんだけれど、残された人たちの悲劇は終わって居ないのよね。
不毛だと思う。だけど、止められないのが色恋沙汰だとも知っている。
罪悪感。喪失感。不安で、どんどん醜悪になって行くのもアンナには自分では止められないんだな‥悲しい話だ。