『127時間』 | 空のブログ

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見た映画

絶対直視出来ないって言われていたんだけどね・・
それでも見たくて、『127時間』見に行ってきました。


前評判に違わず、ジェームズ・フランコ の一人芝居が素晴らしい。痛みも焦りも孤独も希望も絶望も、リアルだ~
そしてそれを引き立てる演出。
彼の背後の暗闇。そこから風が吹いてくる。
最初は気にも留めない。抜け出す事に必死だからね。
でも、時が経ち追い詰められた時、そこに恐怖を感じる。
そしてまた、そこに唯一昼間光が射す。足を伸ばし、それを肌で味わう。
その光明が無かったら、もっと絶望していたかもね。

自分大好きな脳天気男。
一人で冒険に出て、危機に陥る。
でも、『イントゥ・ザ・ワイルド』と違って、私がこの作品を気に入ったのは、終始、母を思う所。
元々、仲良し家族だったわけじゃない。自分の生活を重視し蔑ろにし、電話にも出ない。連絡もとらない。
だけど、もしかしたら助からない・・と自覚した彼は、両親へのメッセージビデオを残そうとする。
そこが好き。
残される人のことを思える彼が好き。

この岩は、はるか宇宙で生まれ隕石として地上に降ってきて、今までそこに有った。
自分は、両親の子として生まれ、今まで生きてきた全ての事が、今、この場所で、岩に腕をはさまれ動けなくなるこの時に繋がって居たんだ・・
岩は、自分が来るのを待って居たんだ・・
って、とても哲学的な答えを導き出したアーロン。
出会った人も別れた人も、その人との付き合い方も、発した言葉も発せられた言葉も。
そんな考え方も好きよ。

中国製のおまけのナイフじゃなくて、ちゃんとした備えをしていれば、もっと色々違ったかもね。

あとね、石には「目」って言うのが有って、そこに力を加えると簡単に砕けるんだって。
どうやって見つけるのか知らないけど。
それを見極められたら良かったのにね。

ラストの方のクライマックスシーンは、壮絶・・との前評判通り・・と言うか、うん。直視出来ませんでした。
だから詳しくは解らない。

でも、そうするしかない状況だよね・・もう既に手は死んでいたんだし。

あの状況で、冷静で居られたこと、素晴らしいな・・


私はそんな状況になって3分でパニックになるよ。きっと。

危険なところに近づくつもりは無いけど、日常にも思いがけない罠はいっぱいだから、気を付けないとねぇ。