やっと栗仕事に取り掛かれる幸せお願い

今年は例年より遅めでしたが、無事に栗農家さんから注文していた栗が届きました。

今年は4kg(実家と2kgずつ)。


栗は絶対に冷蔵保存、すぐに食べない場合は生のまま(皮付き)で冷凍しておくほうが劣化しません。


栗ご飯は、夫もゆっくり食事できる週末にすることにして

まずは渋皮煮。


①渋皮を傷つけないように鬼皮を剥く(乾燥して割れやすくなるので、剥いたものから水を張ったボールに入れる)

②鍋に栗と栗が隠れるくらいの水、重曹(小さじ1強)を入れて火にかける。

沸騰したらすぐに弱火にして10分。

③栗が傷つかないように鍋の湯を捨てたら1~2度水を入れ替えてから、一粒ずつ優しく渋皮の掃除をする。毛羽立ちや太い筋を取る。

④もう一度新しい水と重曹で渋抜き&掃除

⑤更にもう一度繰り返す(計3回)

3回目になると渋皮がだいぶ薄く綺麗になる。


⑥重曹なしで栗と水を火にかけ沸騰しそうになったら弱火にして傷つかないように5~10分重曹抜きする

⑦もう一度重曹抜きする

2度目の重曹抜きでは渋の赤い色が薄くなる


⑧新しい水に浸けて一時間ほど放置(仕上げの渋&重曹抜き)

渋が抜け、毛羽立ちもなく、傷もない👇こんな状態になればOK👍


⑨鍋に栗と栗が被るくらいの水を入れて火にかけ煮たったら砂糖を3~4回に分けて加えながら30分煮る。


⑩火を止めて煮汁が冷めるまで置く。

もう一度火にかけて今度は10分煮る。火を止めて煮汁が冷めたら最後にもう10分煮て完成。


煮沸消毒した瓶に熱いうちに渋皮煮を詰めて、しっかり脱気作業をすると常温で1年は余裕で保存出来ます。

瓶の蓋がペコっと凹んでいる限りは中は真空状態です。

蓋が平らな状態は中に空気が入っているので冷蔵庫で保存して早めに食べたほうがいいです飛び出すハート


手前のかかる渋皮煮ですがこんな風に

パイが作れたり


市販の冷凍デニッシュ生地を使えば👇こんな風に

和栗のデニッシュも簡単に作れます。

👆このデニッシュは中にマロンのクレームダマンドとカスタードが入っています。

私は富澤商店さんのデニッシュ生地で作っています。


手作りは、

習慣になるまでは準備や後片付けが億劫だったり、上手に出来なかったら「かけた材料費で美味しいのを買ったほうが良かった」と後悔したりと敬遠されることもありますが

私は季節のモノほど手作りをオススメしたいです飛び出すハート

「美味しい」の可能性がどこまでも広がっていきますから❣️