もしかしたらドイツは欧州近隣国に比べてお土産選びが難しい国かもしれません。
「Steiff(シュタイフ)のテディベア🧸が欲しい」とか「RIMOWAのスーツケースを買って帰りたい」のようにお目当てが決まっていれば質実剛健の国ドイツですから良いお買い物ができると思いますが。
 
さて今回私が購入してきたものですが、ドイツ時代も日々使っていたり、本帰国以降もドイツに行く度に持ち帰るものです。
 
まずは夏以外の季節ならではのものから。
バターです。
日本は不思議なことにある時を境にバターが不足し値段も急激に上がりましたね。
私は3年半前の本帰国の際にも預入れ手荷物でバターを30個ほど買って帰ってきましたが、それは日本のバターが高いからではなく、やはりドイツは乳製品の品質が優れていて、チーズだけではなくバターも日本より美味しいと思うからでした。
ドイツのバターは基本的に無塩で有塩はほとんどありませんがその味を覚えてしまうと日本のバターがとても塩辛く感じます。
 
続いてチーズ🧀。

オーブンで焼くだけの簡単チーズフォンデュや、ゴーダの塊、ブッターケーゼというとてもミルキーで口どけの良いスライスチーズ。

 
こちらは在住経験者ならではのものかもしれませんがニシンの冷菜(クリームソース)。
※こちらはまた別の記事で詳しくご紹介させてください。
 
ちなみにバター、チーズ、ニシンは出発前日にお買い物し、このようにお部屋の冷蔵庫でチェックアウトギリギリまで冷やしておきます。
保冷袋を日本から持っていくと尚良いと思います。
空港で荷物を預けてしまえばあとは飛行機の貨物室が天然の冷蔵庫。
帰国しておうちに着いても、冬場でしたらまだひんやりしていますよ。
 
続いてあれこれ。
写真左上から缶入り生クリーム(日本でもカルディーで購入できますがドイツでは1本150円位で買えます)、ハチミツ、オーガニックのメープルシロップ、ダルマイヤーのコーヒー、
一段下がって左からミルカのチョコ(底値の0,59€クラッカー)、シュニッツェル粉、シュトーレン(クリスマスが過ぎたら一気に値下げします)
最下段左からあられ糖、ブルーポピーシード、スペキュロス(ベルギー発祥のスパイスクッキー)、マギーの野菜ブイヨン。
 
最後のマギーですが、日本で買うブイヨンはほとんどの場合チキンスープですよね?
これは「野菜だけ」なのです。
お料理する時には自分でチキンやベーコンなどダシになるものを入れるのでブイヨンにまで動物性のダシは余計だなと思っていた私にとってドイツで出会ったこの商品は目から鱗。
以降、在独中〜本帰国後もこれしか使ったことがありません。(ヴィーガン対応食品です)
 
お次はドイツパン。
パン屋さんは朝6時から開いていますし、スーパーマーケットも店内で焼いて売っているので、ドイツパンがお口に合う方は買って帰られることをお勧めします。
 
続いてはドラッグストアの商品。
クナイプの入浴剤。天然塩と良質なエッセンシャルオイルから作られたバスソルトはリラックス効果もあって格別ですおねがい
 
歯磨き粉。elmex(エルメックス)は特にオススメです。
カモミールのハンドクリームはオーガニックカモミールエキスとビサボロール(カモミール精油の成分)を使用し、
着色料、防腐剤、乳化剤、流動パラフィン、パラフィン、動物由来の成分を使用していないさすがのドイツクオリティー。
これを1ユーロ台で販売してしまうのがドイツと言う国の凄さ。
可能な限り体から化学物質を遠ざけ、動物由来の成分(その製造方法)に敏感な国民性です。
極端でアンバランスだなと思うこともありますが、やはりドイツから学ぶべきことが多いと思います。

ハーバシンのハンドクリームもとても良いです。

そしてのブログでも何度かご紹介していますが、ネスプレッソカプセル。
ネスプレッソを愛飲している方はドイツでカプセルを購入してくることをお勧めします。
 
例えば我が家が愛飲しているアルペジオとアルペジオ デカフェで比べると
日本:アルペジオ, アルペジオ デカフェ 810円
ドイツ:アルペジオ3,80€(494円)  アルペジオ ディカフェ4,00€(520円)
※1,00€=130円
 
ただ1つだけ注意が必要なのは大量に購入すると居住地がドイツであるかを確認されると思います。これは転売防止の為のようです。
今回私はそれぞれ10本ずつの購入でしたので問題なく購入できましたが、前回4~50本購入した時は居住地等を聞かれました。
私の場合は店頭のやりとりぐらいのドイツ語なら話せることと、在独時代の会員カードを提示して履歴を確認してもらえたので購入することができました。
 
最後に今回は買って来ませんでしたが、もしかしたら実用性抜群で、軽くて、スーツケース内の緩衝材にもなってお土産に最適な商品のご紹介を。
スポンジ布巾です。
本帰国の時に「一生分」買って来たつもりでしたが、惜しげもなく使ったり、プレゼントに使ったりしていたら残りこれだけに。
スーパーマーケットでもドラッグストアでも必ず売っていますよ音譜

とても便利なアイテムです。

ドイツ編、いかがでしたか?
情報量が多くて何が何やらわからなくなってしまったかもしれませんがあせる
どなたかの参考になれば幸いです。

余談ですが
Feiler(フェイラー(ドイツ語の発音ではファイラーです))のシュニール織のタオル製品がお目当の場合、お買い物にはとても苦労すると思います。
まずフェイラーがここまで認知されているのは日本くらいで、ドイツでも知らない人が多いです。
デパートやショッピングモールで売り場があるのもあまり見たことがなく・・・日本からの観光旅行の場合は観光地のお土産店(ノイシュヴァンシュタイン城など)で販売されていると聞いたことがあるので事前にネットなどで情報を得ることをおすすめします。
※駐在員家庭はチェコ国境近くにある直営アウトレットまで行くことが多いと思います。
 
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