こんばんは!

今日も1キロ泳いだRinです、いぇーい。

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昨日は久々水泳だったので、ゆるゆる泳ぎましたが、
今日は終了時間まで40分しかなかったので、
ほぼノンストップで泳ぎました。

ブランクあるわりに、ほぼノンストップ30分で1キロ泳げたので、大満足です~。

中欧旅行記が、まだ全然なんですが、
今日は読書感想文を!

「ファクトフルネス」です。

アマゾンさんの画像には、帯がついていませんが、

「あなたの“常識“は、20年前で止まっている?!」

です。

これね、私自身もいろいろな国を旅していなかったら、確実に「帯」に当たっています。

著書は、最初に13問の質問から始まります。

全部は厳しいので、いくつか抜粋します。

皆さまも答えをメモしてみてください!

① 世界の平均寿命は現在およそ何歳でしょう?
 A.50歳  B.60歳  C.70歳

② 世界中の1才児の中で、予防接種を受けているこどもの割合は?
A. 20%  B.50%  C.80%

③  世界中の30歳男性は、平均10年間の学校教育を受けています。同じ年の女性は?
A.9年  B.6年  C.3年

④ いくらかでも電気が使える人は世界のどのくらい?
A.20%  B.50%  C.80%

⑤ 1996年には、トラとジャイアントパンダとクロサイは絶滅危惧種に指定されていました。
現在、当時より絶滅の危惧に瀕しているのは?
A.2つ  B.1つ  C. 0

メモしました???

答えは、、、

① C   ② C   ③ A  ④ C  ⑤ C

です!

いかがでしたか???

適当に答えるチンパンジーなら正当率は約3割です。

が、高学歴な人ほど正当率が低くなり、日本人の正当率は7%だそう。

あなたの
「世界に対する思い込み」
は、20~30年前でストップしていませんか???

私が「カンボジアに行く」と言うと、

「貧困で大変なんでしょうね」

と、多くの人に言われました。

私が「中欧や東欧に行く」と言うと

「旧共産圏は、まだまだ大変なんだろうね」

という反応を少なからずもらいました。

そして、決まったように言われるのは、

「日本が1番でしょう?」

私たちが泊まるホテルは、外資系の5つ星ではありません。

まあ、旅の疲れはきちんと取りたいので、3つ星以上で口コミの良いところを
彼が選んでくれていますが、その国のローカル資本のホテルです。

が、お湯がでなかったり、水道から汚い水が出たり、
夜危なくて出歩けなかったり、、、

ということってね

なかったです。

もちろん、内戦が続くような国は別ですが、

今やほとんどの国のほとんどの都市部は、

日本よりずっと不便

日本よりずっと危険

日本よりずっと貧しい

そういうことってね、もうないんです。

どうして、大半の人が20~30年前の情報を持ち続けているのか???

国連やユニセフが情報をアップロードしていないから???

もちろん違います。

著者は、「分断本能」「ネガティブ本能」「パターン化本能」「焦り本能」など、

人間が持つ「本能」が、世界を

本当の現状以上に悪く思わせている

と指摘しています。

全部は紹介しきれないので、「分断本能」だけ説明すると、

要は

「先進国」と「発展途上国」

「豊かな国」と「貧しい国」

という風に、「こちらの世界」と「あちらの世界」という風に世界を2つに分断して
見るのが「本能」だというわけです。

これは、世界を見るときだけではないと思うんですよね。

「恵まれた人」「不運な人」

「幸せな人」「不幸な人」

「お金持ち」「貧乏人」

「健康な人」「病気の人」

こういう風に「二分化」し、

「私はこちら側だから良かった」とか

「私はこちら側ではないから仕方ないんだ」とか

「私はこちら側で頑張っているけれど、
あちら側のやつらが足を引っ張るのだ」

とか、単純化しすぎるということです。

世界は分断していません。
連続しているのです。

今、不運な人も少しずつ状況を改善して

「恵まれた状態」に近づくステップを踏むことは可能だし、

不幸な人も(何をもって不幸とするかは人それぞれですが、、、)
メモリを「幸福」な方向に押し上げていくことが可能です。

病気のある人も、「健康な状態」に持っていくことは可能です。

そして、データから

世界は「全世界的」に
紛れもなく「良い方向」に向かっているのです!

著者のハンス・ロスリング博士はすでに他界されています。

が、

世界も未来も
あなたが思う以上に明るいのだ

というメッセージを、残された時間を懸命に使って、この本に残されたのだと思います。

著書の中でも書かれていますが、

「私は『楽観主義』なのではない、
『可能主義』である

このメッセージは、とても大切だと思います。

なんの根拠もなく、なんのセーフティーネットも張らずに
地上500メートルから飛び降りるのはバカです。

が、きちんとデータに基づき、パラシュートなりなんなりを使って飛び降りるのは
『可能主義』です。


確かに、日本は豊かですし、安全ですし、
教育にも恵まれた国です。

が、「日本だけ」がそうなのではなく、

世界はどんどん豊かに安全に教育も行き届く方向にあるのです。

下手をしたら、日本は抜かされるかもしれません。

「道行く人の英語力」

だと、日本はかなり下に位置することになるんじゃないかな?

オリンピックやパラリンピック、万博を目前にして、

私たち日本人が捨てるべきは、

「恵まれた、豊かな国、日本へようこそ!」

という、分断された「上から目線」の思考

だと思います。

日本人って、欧米に対しては妙にへりくだるくせに、

他のアジア圏やアフリカ、南アメリカなどに対しては

「可哀想な貧しい国」

という「レッテル」をいつまでも持ち続けている気がします。

世界は、あなたが思う以上に豊かになっています。

世界を旅していると、もはやどの首都にいっても

少なくとも大阪、名古屋よりは都会です。

(ビェンチャンは、ちょっと違うけど、、、あせる)

「分断された『向こう側の国』の人をもてなしてあげよう」

なんて、間違った偏見は早急に捨てましょう!!


「令和」

という、新しい時代、

私たちは、より「冷静に」「和やかに」

世界や未来を「現実に則して」見つめていくことが必要になると思いますキラキラ

新しい時代、日本が本当の意味で成熟し、
世界の豊かさを牽引する国になってほしい

そうありたい。

そんな願いをこめ、中欧旅行記を中断して
三重からお届けいたしました~ドキドキ

寒さが戻っていますので、皆さまご自愛くださいませ!

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