インスタと連動してくださっている方は、8月24日土曜日の私の行動を知ってらっしゃると思いますが。
前回、ブログで書いたパリの不思議はまだ続いています。
BHVで用事が半分しか済まなかった後、
通販でアイロン台を購入しようかな、と見ていたらたまたま見つかったのが
3年保証つきの「ゴミ箱のポルシェ」ブラバンシアのアイロン台。
日本でこの製品を愛用していることもあって、
オランダだし(根拠のない保証)フランスより当てになりそうだったので、
思い描いていたサイズのものを「ポチ」っと購入。
その後すぐにオーダー済みのメールは来たものの、いつになっても届く様子がない。
先方にメールしても、「あなたのメール受け取りました」のあと、返事なし。
それから2〜3日、「偽サイトで購入しちゃったかなあ」と不安な思いで待っていると、急にこちらの郵便局と提携している運送会社クロノポストから
「今日の10時半から12時半に届きます」ときた。
配達人がどこにいるか見ようとサイトを開いて、そこあるボタンを間違って押したのが悪夢の始まり。
あれよれよと言う間に、配達をやめてエージェンシーに持って帰ってしまうことになりました。
その後、クロノポストのサイトをずーっと眺めて、ロボットと「再配達願う」とやり取りするも埒が開かず。
やっと翌日、自分の荷物番号を追跡して、改めて昨日の再配達をお願いしましたが、結局、一日なしのつぶてで荷物も届きませんでした。
ここで引きあいに出したくなるのが日本の宅急便制度の素晴らしさと、お兄さんたちの真面目さですが、
この国でそれを求めちゃいけないんだよね〜。
今朝、気を取り直してクロノポストの電話番号にかけてみると(これも最初はロボットで何度も追跡番号を声に出して言ってやっとオペレーターに繋がる)、電話口の男性が言うには、
「あなたの荷物が大きくてクロノポストの車に入らないので、
20区のエージェンシーまで取りに行くように」と言われました。
「大きくて自分で運べないから通販で購入したのにこれでは意味ないなあ」と思いながらも、ネゴしてもダメなものはダメそうなので
「帰りはメトロとバスを乗り継ぐか、タクシーを見つけるしかない」と諦めモードで
タクシー会社G7の番号を控えて出かけました。
ところが、クロノポストのエージェンシーについてみると
なんと、エージェンシーは「例年通り」9月2日まで休みという張り紙が!
やっているって言ったよね、お兄さん?驚くよ。嘘つき。
その時、ちょうど、向かいにクロノポストの車を見つけましたがアイロン台が十分入る大きさだし、念の為に運転手に事情を説明すると「再配達可能だよ。郵便局に行ってみたら?」と。
神にも縋る思いで、運転手が指差す郵便局に飛び込み窓口のお兄さんに訴えると
親切にも、全く関係ない電話番号をクロノポストのものとしてくれました。
もちろん、そこにかけても話は進まず、
もう、やけのやん八で再度、今朝かけたクロノポストに再度電話すると、
今度のお姉さんは快く月曜配達を受けてくれた?
人によって違うのもこの国のあるある。
はてさて、月曜に届くかは神のみぞ知ること。
この一連のやり取りをカフェでしていたので、帰り際、カフェのおじさんが
「Bon courage!(頑張って)」と励ましてくれた。「励みになるよ。ありがとう!おじさん。」
一方、おととい、家の近所にたまたま見つけた昔ながらの家庭用品の店。
聞くと9月上旬だといろんなものが入荷されるよって。
オンラインって本当に嫌。やっぱり頼りになるのは、昔ながらの対面対応の店だ。
どんどんこのタイプの雑貨屋が減っているパリですが、
次回はもう通販に頼らず(通販も偽サイトが多くて問題が山積み)、ここに来ようと心に誓ったのでした。
私の土曜日の午前中はこんなわけで無駄に終わり、
がっくりしながら20区から帰宅途中になんだか美味しそうなタイとベトナム料理の店「ROYAL FATA」を見つけました。中華街ベルビルも近いし、なんだかいい感じ!
テイクアウトして家に帰って食べるとやっぱり美味しい!
今日はこれでよしとしよう。
私、少しだけ強くなりました!
Royal Feta
237 rue des Pyrenees 75020 Paris