長い夏がやっと影を潜め、
秋風が心地よい季節になりました。
この秋は、フランスと同じくらい大好きなデンマークの王様についてお話します。
今でこそ、ヨーロッパの小さな国でしかないデンマークですが、
実際に訪れたことがある方は、
この国の偉大な歴史を物語る城の数々、そして、そこに収められている素晴らしい国の至宝をご覧になって驚いたはずです。
17世紀フランス・ヴェルサイユ宮殿に招かれたクリスチャン5世は、
そのマナーとアール・ド・ヴィーヴルをデンマークに取り入れた王様として有名です。
また、クリスチャン5世の妃であるシャルロッテ・アマーリエは国民に最も愛された女王であり、
デンマークきっての「不動産王女」であったことでも知られています。
フランスの太陽王の暮らしぶりとヴェルサイユ宮殿に大きく影響を受けたクリスチャン5世と王女シャルロッテ・アマーリエ。
そして、それを実現化し、ダンスと庭を愛してデンマークの太陽王として君臨した息子のフレデリク4世。
日本で語られることの少ないデンマークの先駆者のお話をします。
輝かしいデンマークの歴史に触れると共に、彼らの目を通して、ルイ14世とヴェルサイユ宮殿を再解釈してみましょう。
プティ・セナクル講座
「ヴェルサイユに憧れたクリスチャン5世とデンマークの太陽王フレデリク4世」
日時・ 10月21日(土)14:00~16:00
形式・ハイブリッド授業
講師・石澤季里
受講料・5000円
詳しくは
http://www.antiqueeducation.com/