広島県廿日市市の
日本伝統工芸品に認定
（昭和57年）されています。
ちなみに、
”はつかいちし”って読みます！
その宮島細工の最大の特長は、
木目の美しさにあります！
ロクロを使う丸盆などの挽き物、
木地を削り出す角盆などの繰り物、
手彫りで厳島神社など描き出す宮島彫りなどがある。
そして、
宮島細工は鎌倉時代に、
厳島神社の再建に携わった
宮大工の技術に由来するが、
1848～1854年に培われたロクロ技術、
彫刻技術によって、
その技は芸術の域まで
高められました。
江戸時代、
宮島の山は藩の管理下にあり、
松や杉などは
勝手に切ることができなかったらしいが、
それ以外の木は雑木と呼ばれ、
その雑木を細工の材料として
使っていたようです。
宮島の人々は、
厳島神社へ参拝する人々と
古くから盛んに交流しており、
人と人との繋がりの中で
存在し続けて来ました。
今は見られなくなった箱細工や
籠細工などもあれば、
新しく作られ始めた
宮島張り子などもあり、
これらは人々の趣味や生活の変化を
象徴しているのではないでしょうか。
※このような木製のお盆は、
水気が付いた時は、
乾いたきれいな布で
すぐに拭き取るようにして下さい。
その他に広島の伝統工芸品と言えば、
熊野筆があります。
というわけで、
次回は
『熊野筆』を紹介します♪
『宮島細工』が気になった方は、
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