
備中和紙は、
岡山県西北部の成羽川の上流地区で、
古くから作られていた
「清川内紙」の流れをくむ手作り和紙。
この和紙作りは、
1000年の歴史があると伝えられています。
終戦後1946年、
この地区で和紙作りをしていた丹下家に、
戦争から帰還した丹下哲夫氏が
婿養子に入って和紙作りを始めたそうです。
その後1964年、
ダムの建設で立ち退きを強いられ、
丹下一家は高梁川流域の倉敷市水江に移住。
そして、『備中和紙』へと名前が変わりました。
備中和紙の主原料は?
楮(こうぞ)…

三椏(みつまた)…

雁皮(がんぴ)…
のそれぞれの樹皮繊維を

黄蜀葵(とろろあおい)
のノリに溶かして…

一枚一枚漉いて作られています。
かつては日常で使われていたが、
現在は封筒、ハガキ、便箋などの民芸品的な和紙や、
書家のための料紙、植物染料による染和紙を製造している。
なかでも1966年に完成させた
雁皮で作った料紙「鳥の子」は
全国的に高い評価を受け、
1980年の東大寺昭和大納経の用紙にも採用されたそうです。

そして、
2004年には岡山県重要無形文化財にも指定されました。
制作者は現在丹下哲夫氏ひとりです。
未だに現役で
すばらしい作品を毎日漉いています。
便利な時代になり、
手作業は必要なのに職人人口が減りつつあります。
無くしてしまうのは惜しい手仕事がたくさんあります。
手仕事製品の活躍の場を
どんどん作って行き歴史を残すことに
携わることができるよう日々努力です!!
頑張ります!
『備中和紙』が気になった方は、
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