今日は先週登場した、ブラマーロック社の創業者ジョセフ・ブラマー(1749~1814)の話です。
ジョセフ・ブラマーは大変向上心のある人物で、常に「もっと使いやすくならないか」、「こんなのがあったら便利なのではないか」と考えていたそうです。 その証拠に生涯で18もの特許を取得しました。
彼の発明品の代表的な例を挙げると、
1778年/水洗トイレ(ブラマー式)
従来のトイレに満足いかずブラマー式に改良。ここからブラマーの才能が爆発します。
1795年/水圧プレス(ブラマープレス)
右のレバーで左のタンクに水を流し仕込み、その水圧でプレスが上へ押し上げられる仕組み。
本の製本やビールを汲み上げるポンプに応用されました。
それまでの手動から自動になり効率良く印字することが可能に
1784年/シリンダー錠(ブラマーロック)
形は変われど現代の鍵のほとんどが未だシリンダー錠です。
特許を取得した1784年、ブラマーロック社をロンドンのピカデリーサーカスに創設します。
そして、「チャレンジロック」としてショップウインドウにこう掲げます
『こじ開ける事が出来たら懸賞金200ギニーを差し上げます』 と、
1851年のロンドン万国博覧会までの67年もの間、開錠されることはありませんでした。
アルフレッド・チャールズ・ホブスが現れるまで。。。。
ホブスに関しては前回をご覧ください。
おまけ
1778年、Joseph Bramah (ジョセフ・ブラマー)の方がエレガントだとの理由でJoe Bremmer(ジョー・ブレマー) から改名するお茶目な所もあります。
それでは。
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