温度計の話③ -セルシウス度 と ケルビン度- | -アンティカペディア-

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イギリス、フランス、イタリアからのアンティークをご紹介させて頂きます。定番品からマニアックな物まで時代背景やそれに付随する情報を交えてご紹介させて頂きます。

こんにちは。

数回に渡り温度計の歴史について書いてきましたが今回で温度計シリーズは最後になります。


-前々回の続き-


◆セルシウス度(℃)

1742年にスウェーデンの天文学者、アンデルス・セルシウス(1701~1744)が定めた温度基準。

摂氏はセルシウスを中国語音訳の「摂爾修斯」から摂氏となりました。 華氏は「華倫海特」から。


ご存じの通り、水の融点は0度、沸点は100度になります。
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アンデルス・セルシウス  1716~1732年の間にオーロラを316回観測し論文に纏めたそうです


◆ケルビン度 (K)

1848年、イギリスの物理学者、ウィリアム・トムソン(1824 ~1907)が全ての分子の運動が停止する絶対零度を導入しセルシウス度を元に-273.15と定義。

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ウィリアム・トムソン(通称:ケルビン卿)


最後にこれまで紹介してきたレーマー度、ファーレンハイト度、セルシウス度、ケルビン度を分かりやすく図で比較します。

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完全に温度は私達の生活に溶け込んでいるので全くありがたみを感じませんが、体温の変化とか、オーブン料理の温度設定とか、外気は何度で今夜は寒くなりそうだから一枚多く羽織って行こうとか、何気ない事ですが私達は常に温度を気にかけて生活しております。それもこれも昔の偉人たちの研究の積み重ねのおかげなのです。


それでは。


当店で取り扱っております。イギリス・Brannan社製のお菓子作り用の温度計になります。

℃と゜Fの両方の表記されております。
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http://www.anticarize.com/11_153.html


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