パブの看板の話 | -アンティカペディア-

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イギリス、フランス、イタリアからのアンティークをご紹介させて頂きます。定番品からマニアックな物まで時代背景やそれに付随する情報を交えてご紹介させて頂きます。

ビール今日はパブの看板の話です。

パブはイギリスでは切っても切り離せない文化です。 仲間とだべったり、サッカー観たりと、

生活の一部と言っても過言ではないでしょう。 


日本でコンビニを見つけるより簡単ですので、イギリスに行った際には是非訪れて見て下さい。

その時に気にしてほしいのがパブの看板です。


看板は、店の名前と関連する絵が描かれております。

それゆえ、変わった店の名前だと『これ無理やりだろ!』ってのに出くわします。 

一度そういうのを見つけてしまうと『よーし! もっと面白い物を見つけてやろう!』と

いつの間にかパブがあったら反射的に上を見上げる癖がついてきます(私だけかもしれませんが。。。)


◆◆看板の歴史◆◆

当時は読み書きができる人が少なく、旅人やAle Taster(エールの味見して評価する人)に見つけやすくする為に1393年リチャード王の命令により看板が掲げられるようになりました。 それまでは、葡萄の葉を竿にあしらって「つた酒ありますつた」みたいにして目立たせていたそうです。



それでは、頻繁に見かける物からユニークな物までいくつか紹介していきます。

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肖像画系  王や有名人が主です

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↑この名前もデザインは違えどよく見かけます


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TAVERN ”とはかつては食事ができるパブの事

今では大抵のパブで食事ができます


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紋章系

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↑これは本当によく見ます。

James4世が1603年に王位についた際、至る所にレッドライオンを掲げさせた時の名残


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無理やり系
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↑よく見るとブルーのPosts(杭)が2本ひっそりと立ってますね。


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穴が開いた壁が描かれておりますナイス


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3D系  個人的には絵の方が好きです。
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クロスキーは聖人ピーターのシンボルです


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年寄りって付くだけで何だか切なくなります


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数字系

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タル3つ おっちゃんが可愛いですね


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ユニーク系

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INNとはかつて宿も営んでいた場所です

『The Last Drop INN』。。。。。すごいネーミングセンスです


でも、こんな所には絶対に泊まりたくないです



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私のお気に入りです

世界の終りにバイキングが船で脱出しております



まだまだ面白いのが沢山あるので、見つけたら教えて下さい。


それでは。



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