細胞レベルでの炎症はコントロールできる
8月も終わりとなりましたが新型コロナウイルス感染症は収まる気配を見せず、また、ワクチンに関しても、次から次へと新たな情報が錯綜し、何を信じていいのか、分からなくなってしまうのは無理もありません。未来の笑顔増えるアンチエイジングライフをアンチエイジングプランナー®︎の羽留です。新型コロナウイルス感染症についても、細胞の炎症の度合いが、死亡率と関連しているということが最近の研究でも示され始めました。Asher A et al. “Blood omega-3 fatty acids and death from COVID-19: A pilot study.” Prostaglandins Leukot Essent Fatty Acids 166:102250(2021)すでに、慢性疾患の根本原因は、細胞レベルでの炎症であるといわれています。アンチエイジングのための様々な対策も、突き詰めれば、全て細胞レベルの炎症をコントロールすることにつながっています。細胞の炎症は、怪我をしたり風邪を引いた時に起こる急性炎症とは異なり、知覚されにくいため、気付きにくく、目に見えません何らかの身体の不調に気づいたときには、すでに遅し病気が進行してしまっていることも多いのです。なんとなくだるい、集中力が続かない、怒りっぽい、抜け毛が増えた、しみ、しわ。全て、細胞の炎症です。新型コロナウイルス感染症やワクチンによる死亡、というニュースを目にするたびに、「基礎疾患がなかった」という表現がされることがありますが、たとえ「病気」と診断されていなくても、細胞レベルでみれば、炎症が大きく蔓延してしまっている状態である可能性があります。細胞レベルでの炎症は、見た目だけでは判断ができません。どんなに元気そうに見えても、実は、細胞レベルでの炎症が病気発症間近まで進んでいる可能性だってあります。細胞レベルでの炎症を客観的に知ることができるのは、血液検査だけです。新型コロナウイルス感染症の重症化、死亡率の原因が細胞の炎症レベルで起こっていることが事実であれば、希望ではないでしょうか細胞の炎症は、血液検査によって知ることができ、コントロールすることができるからです