古都ルーアン ~教会とモネ~ | 彩色チャイナペインティング・ヨーロピアンチャイナペインティング・ポーセラーツ アトリエブラン東京千代田区(市ヶ谷・四ツ谷・麹町)

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今日からしばらく、フランスの旅行レポートをしたいと思います♪


自分自身の旅日記として、まとめたいという気持ちもあって、私しか理解できないような、???な部分もあるかと思いますので、そんな時は、どうぞスルーしてください。




まずは、フランス西に位置する、古都ルーアン。



あまり馴染みのない街で、私は今回旅行するまで名前も知らない土地だったのですが、歴史的にも残る貴重な建築物が多くありました。

作家 遠藤周作は、大学を卒業後、ここルーアンの丘でホームスティをしていたそうです。

ちなみに、ポールと呼ばれていたとか(笑)



『ルーアンの丘』という作品に、当時のことを書いています。



まずは、一番の見所、ルーアン大聖堂。


ルーアン大聖堂


建物が大きすぎて、いくら下がって撮ろうと思っても、画面に入りきりませんでした。。

本当は、建物の横幅はもっともっとあるんです。




ゴシック建築がすばらしい!


ルーアン大聖堂



こちらは、入口に施された彫刻。


ルーアン大聖堂


教会の彫刻やステンドクラスは、物語になっているものが多いのです。

右側から見ていくと、女王の娘サロメが、洗礼者ヨハネの斬首を願い、 女王にささげているシーンが描かれています。中央でさかさまになっているのは、サロメが祝宴の席で踊りを披露しているシーンです。


サロメは、その狂気な部分から、多くの芸術作品に登場しているようです。



宗教に関わるお話には、かなり残酷なものが多いですね。




また、このルーアン大聖堂は、多くの画家がその魅力をキャンパスに描いています。



ルーアン大聖堂






モネは、聖堂の向かいの2階にアトリエを借りて、大聖堂のシリーズ画を描きました。

一部は、オルセー美術館にもあります。



一枚一枚、描いた時刻まで書いてあるんですよ!

モネは几帳面な人だったのかもしれませんね。


モネ


アトリエの窓から見た、大聖堂。

モネもここから、こうやって外を見ていたのでしょうか。


モネ



続いてサンマクルー教会です。

サンマクルー教会


残念ながら中には、入れなかったのですが、第二次世界大戦で多くのステンドグラスが消失してしまい、現代的なものが飾られているそうです。



この後、ルーアンの旧市街と、ジャンヌダルクの生涯を辿りましたので、次回レポートしたいと思います。

ルーアンは、決して派手さはなく、ひっそりと静かなところですが、歴史の深い素敵な場所でした。




淡々と書いてしまいましたが、ここまで読んでいただきましてありがとうございました(^-^)/