「日本は長い不況により閉塞感が漂っている」そういう意見がある一方「世界から比べても日本の環境は恵まれている」と現状を肯定する意見もあったりする…

 まあ、確かにそれなりに安全で便利ではあるけれど、ではこの閉塞感はどこから来るの?

 つらつら考えるに閉塞感は"最悪な状態”よりも"~よりマシなんだから文句を言うな“というお仕着せの現状肯定、もっと言うと諦めの強制から湧いてくるんではないか?

 戦争中よりマシ、左翼よりマシ、途上国の子供よりマシ、悪夢の民主党政権よりマシ…この百年近く日本人ってずっとこういう言葉でまるめ込まれてきてないかい?

 「選挙とはよりマシな悪を選ぶこと」そういう言い回しもあるけれど、それって供託金が安くて自分達の代表が出しやすい国とか政権交代が普通に起こりやすい国、投票が義務化されてる国ならいいのだろうけど、日本ではどうなんだろう。

 今、せっかく自民党に逆風が吹いているのに「野党がマシだから投票に行け」って

そう言われて今までずっと自民党に投票してきた人が立憲やれいわに投票したり、政治に興味の無い若者が選挙に行ったりするかな~?

 ここはハッタリでもいいから「絶対良くなる」って言った方がいいと思うけどな~

 「自民、公明、維新以外なら日本は絶対に良くなる」