地震発生からつい最近まで地元自治体も、メディアも、政治家も「ボランティアは来るな」の合唱でしたね。

 その一方で現地では物資をさばく人手が足りない、との声も上がってたわけで。

 いや、どっちなのさ!

 来るなと言う側の意見は「道路が混む。消防や自衛隊の邪魔になる。混乱する」

 来てほしいと言う側の意見は「人手が足りない。経験豊富な人が欲しい」

 これ、何かに似てないか…?

 そうだ、平時の外国人労働者の受け入れそっくりじゃね?

 外国人受け入れ反対の人は「日本人の職を奪う。治安が悪化する。言葉がわからない人が増えると社会が混乱する」と言い

 賛成の人は「とにかく人手が足らない。日本人よりよく働く。特別な技術を持ってるならいいんじゃないか」と言う。

 ほら、似てる…。

 同じ言語を話す災害ボランティアに対してもこの抵抗感だもんな…。日本の多様化なんてずっとずっと先のことなんだろうな。