2週間ほどブログ記事を書いていませんでしたが、その間いろいろ考えることができました。
アクティブ投資家は基本的にインデックスを上回る投資リターンを得る事を目的としていますが、
それぞれの持つ長所・短所により、単純にインデックスのリターンとアクティブ投資のリターンを比較することは不適切であると考えます。
それぞれの長所・短所を以下に挙げます。
インデックスの長所
・インデックス構成銘柄の追加、入れ替えの際のコストを無視している
・どれだけリターンを上げても、税金相当額が控除されることがない
インデックスの短所
・配当金をリターンの計算に組み入れていないのでリターンが低めに出る
・常に買い持ちのフルインベストメント(資産構成が株式100%買いから変更できない)であるため下げ相場でも逃避行動不可能
アクティブ投資の長所
・(有配企業に投資している場合は)配当金を受け取れ、リターンが底上げされる
・信用取引が可能であり、上げ相場と下げ相場のどちらでもリターンを出せる。またレバレッジを効かせられる。
・資産構成を自由に変更できる(株が危ないと思えば定期預金に逃げる事が出来る)
アクティブ投資の短所
・売買の度に手数料がかかる
・リターンに税金がかかる
・投信の場合、保有しているだけで手数料がかかる
アクティブ投資とインデックス投資はリターンに考慮される諸々の条件が異なるため、単純な数字の比較が不可能だと考えます。
諸々の条件を同等に調整する方法もあるのでしょうが、面倒だと思います。
アクティブ投資家の理想としては税金を控除されてなお、インデックスを上回るリターンを上げることだと思います。
↓押していただけると励みになります。
にほんブログ村