青山まさゆきさんはもともと弁護士で、民進党→国民サイド(反原発を掲げる政治団体)→立憲民主党無所属日本維新の会→自由共和党と所属が変わっています。

 

 

 

2016年に公認候補を巡ってトラブルがあり、民進党を離党したそうですが、2017年には立憲民主党に参加し、衆院選に出馬。選挙区では4人中3番目の得票数でしたが、比例で復活当選。

 

 

 

 

しかしその直後にセクハラ報道があり、党員資格停止。

 

立憲民主党・青山雅幸議員の“セクハラ”を秘書が告発

 

 

 

青山さんは冤罪を主張しましたが、立憲民主党はろくに調査もせずに処分を決定。いろいろともめたそうですが、青山さんは党に迷惑をかけないよう、2018年、自ら離党。2019年にはセクハラを訴えた人たちを提訴しています。

 

 

そして2020年、日本維新の会の院内会派に入会。コロナ騒動が始まってからは政府のコロナ政策を批判する数少ない議員でした。が、そのせいもあってか、2021年の衆院選ではひどい結果に...。

 

 

そしてその後、自由共和党をつくられました。

自由共和党のHPにある政策の重点項目として、

 

  • まん防・緊急事態宣言による営業(時短・酒類提供)制限・イベント制限や学校行事自粛の廃止

  • 20代以下へのコロナワクチン接種を完全中止。高齢者含め3回以上の接種は効果及び副作用についての公正な検証がなされるまで停止。職域接種等の集団接種の廃止

  • 現状不要な憲法改正に反対、護憲勢力として改憲の歯止めに

 

以上を上げています。ここで一番気になるのは、維新の会に所属していた人が本当に憲法改正に反対しているのか、という点です。なんで20代以下だけ接種中止なのかも突っ込みどころですが...。

 

 

青山まさゆき氏の憲法についての考えを綴ったブログがあったので紹介します。

 

問題なのは憲法9条改正ではない。日本の安全保障の在り方である。(2019年10月31日のブログ)より一部抜粋

 
“安倍首相は,9条改正が必要な理由について「自衛隊員がかわいそうだ」と情緒的な側面のみ強調している。”
 
“今回の9条改正は、アメリカとの共同軍事力行使を可能にするための一連の法整備の総仕上げであることは明らか。”
 
“数次にわたるアーミテージ・ナイ報告書において,自衛隊のあるべき姿や日米軍事協力が段階的に「進化」させられている。そこから読み取れるアメリカの意思というか思惑は,自衛隊と米軍の連携・強力関係を更に押し進め,他国からみれば軍事的に一体であると見做されるようなレベルにまで日米(軍事)同盟を進めていくというものだ。”
 
 
 
このブログでは、自民党による9条改正の問題点を的確に批判していると思います。文中には「私は憲法改正絶対反対論者ではない。」と書かれてはいますが、現行憲法に問題点がまったくないわけではないので、そこは法律家として当たり前かなと思います。
 
 
過去のTwitterを見ると、ちょっと引っかかるところもありますが、まぁ、自民党の改憲には反対しているでしょう。祖国再生同盟みたいに自民党よりやばい憲法をつくりたがってるとかはないと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ただ、青山氏が、現行憲法のどこを変えるべきだと思っているのかなどの、情報が探し出せていない(Wikipediaには「改正すべき項目として教育の充実に向けた環境整備を行う旨を明記する、憲法裁判所を設置すると主張」と書かれているが、リンク先にそのような記載はない)ので、私は青山氏には投票はしません。現在のように、改憲勢力が勢いづいている状況では、選挙で勝てそうにない候補に投票するのは一票を捨てるのと同じだと思うので...。
 
 
 憲法51条の、「両議院の議員は、議院で行つた演説、討論又は表決について、院外で責任を問はれない。」に反対してるとかならいいんですけどね。
 
 
 
 

 

※追記

 

このブログを書いた直後に自由共和党が2名の候補予定者をYouTubeで発表されたそうです。片方のうた桜子さんの情報はあまり見つかりませんでしたが、藤川賢治さんは過去に憲法について微妙な発言をされていました。

 

 

 

 

 

 

 

これらを見ると、藤川さんは祖国再生同盟の方が合っていたのでは?と思ってしまいますね...。