おはようございます。
長谷川です。
まず
11月17日の日本経済新聞の記事を
ご紹介いたします。
中国原発、アルゼンチンにも輸出 核工業集団
中国の国有原子力大手、中国核工業集団(CNNC)が
アルゼンチン政府と中国製の原発設備をアルゼンチンに輸出することで合意した。
国営新華社が17日、伝えた。10月に習近平国家主席が訪英した際に英国政府が採用を決めた
「華龍1号」と呼ぶ国産原子炉などが対象で、契約総額は47億ドル(約5800億円)に及ぶという。
拡大が続く世界のインフラ需要を巡って、中国は国家を挙げた輸出戦略を加速している。
ソース→http://www.nikkei.com/article/DGXLASDX17H18_X11C
もうひとつ
日経ビジネスの記事もご紹介いたします。
中国第三世代原発「華龍1号」の実力
「見えないハードル」越え、英国から受注
特に、英国が中国自主開発の
第三世代原発・華龍1号(HPR1000)の建設に合意したことは、大きな成果だろう。
英国では古い原発の廃炉を迎え、2030年までに8基の新炉建設計画が進められている。
その計画を受けて、日本の日立製作所(日立GE)は
2012年に英国ホライズン・ニュークリアパワーを、
競合相手の中国企業を退けて、
親会社のドイツ電力会社RWEと同オーエンの2社から買収したことは、記憶に新しい。
ソース→http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/2
10月にイギリスへ
11月にアルゼンチンへ
まさしく電撃的輸出と言って過言ではないでしょう。
この傾向はおそらく続いていくのではないでしょうか?
最後に
「選択」という情報誌の一部をご紹介させていただきます。
中国原発「大濫造」の恐怖
数えきれない事故リスク要因
世界最大の原発大国となる
『中国政府は電力需要の逼迫が深刻化したため、
第十次五カ年計画(〇一年?〇五年)から野心的な原発大増設に乗り出している。
政府の原子力政策は二〇〇〇年以降、「積極開発」の表現に改められ、
さらに〇九年に「強力開発」に格上げされた。
国をあげて原発増設にひた走っており、
現在建設中の原発は先に触れた紅沿河原発や完成間近の三門原発(浙江省)、
陽江原発(広東省)、海陽原発(山東省)など二十六基で、
発電能力の合計が二千九百二十四万キロワットに上る。
さらに先の計画では、二〇年までに八千万キロワットにまで原発を拡大、
発電能力のうち原発の比率を八%にまで引き上げる方針。
三五年までには二百三十基、延べ二億三千万キロワットに増やす構想すらささやかれている。
仮にこうした計画が進めば一六年に日本を抜き、
世界第三位、一八年までにフランスを抜き、
世界第二位の原発保有国にのし上がる。
さらに二五年ころには米国を抜き、世界最大の原発大国になっている可能性が高い。』
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原発に反対される方は
日本国内の原発がひとつ可動することに
過敏に反応し、デモを起こします。
しかし、隣の国では何が行っているのか
ということを考えて行動しているのでしょうか?
強く疑問に感じます。
私自身は、原発それ自体が
悪だとは考えませんが、
「メイドインチャイナ」のものには
技術の裏付けや運用面にて、杞憂を覚えざるを得ません。
「デモを起こすのは許される…」
しかし世界的視野で考える必要性があると思います。
ぜひ、ご署名お願いいたします!
↓
リンク先→ユネスコ「南京大虐殺文書」の世界遺産登録、取り消しを求めます。
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