爆買い ~中国の真実が見える~ | 日本と中国の真実に迫る!

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「なぜマスメディアは中国やアジアの真実を報道しないのでしょうか?」、そういった日々の疑問をブログにしています!

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おはようございます。


「マスコミが報道しない中国の真実」
管理人の長谷川です。


中国人の爆買いについて

振り返ってみたいと思います。


上海株暴落に伴い

買い物客は減る傾向にあると思いますが

「爆買い」とは何かということを知ることにより

中国の本質も知ることができます。



■日用品にみる中国製造業の実態


家電製品や日用品などを買いに
日本や香港などに流れ込んできます。


何を爆買いしにくるのでしょうか?


家電製品を買う理由については
日本製品の品質の良さが、顕著であると思います。

家電量販店「ラオックス」に中国資本が
入っており、中国向けの製品が多く売られていることも
挙げられるでしょう。


今日は特に、

水筒(ステンレスボトル)、おむつなどの紙関係
に焦点をあててみます。

なぜこの二つが買われるのか?
原因はあります。



・水筒(ステンレスボトル)
北京では、水筒を持ち歩く人が多いのです。
500ml程度のプラスチックの容器に
お茶や白湯を入れています。


○こういった水筒を持ち歩いています。


水道水に有害物質があり飲めないということや
日本のように自販機がいたるところにない、
レストランに行っても、お水やお茶を出されないため

持ち歩いているのです。


しかしプラスチック製のモノが多く

日本のステンレスボトルはもてはやされています。

転売すると元の値段の数倍で売れることもあるようです。


ちなみに北京は、
「先進国の都市の中でも、特に乾燥がすさまじい都市」のため
水がいたるところで、大きなボトルにいれられ
高く売られています。



・おむつ
中国で売られているものは、

有害なボロボロの紙が使っており
吸収しない、漏れる上に赤ちゃんに腫れ物ができます。

粉ミルクにも有害物質が入っていたという事例もあります。


赤ちゃんに使うモノが

それでは困りますね( ̄□ ̄;)!!





○人気のメリーズ 日本語の方が人気があるとか…



ここで疑問が湧きませんか?


世界第2位と呼ばれる経済の中国が

なぜここまで日用品の状態がよくないのでしょうか?


その根本の経済状況を探ってみます。



■共産党主導の資本主義


中国は、日本の3倍以上といわれる軍事費
つぎ込んだ軍隊『人民解放軍』があります。
また、核ミサイルも40発以上持っており、
空母も1隻有しています。




○軍事パレードの様子


さらに全国に8000万人の共産党員がおり
社会生活を行う上で、あらゆるときに優遇され
幹部ともなれば、その特権、財産は半端なく多くなります。
相当な広さの土地も有しています。


13億の人民の上に共産党員がおり、

その共産党を守る軍隊が人民解放軍なのです。



私たち、民主主義国家と異なる政体なのです。





■加熱した異常な不動産投機



ひとつの表を見て頂きたいのですが。





幾つかの先進国のGDP(国内総生産)の内訳を

比率にして表したグラフです。


2010年、中国のGDPの構成比率は

個人消費が、35%、
総固定資本形成が、47%
でした。


日本は
個人消費が、59%
総固定資本形成が、20%
でした。

固定資本とはすなわち主に土地です。


中国は、日本の倍以上の不動産投機を行っている

ことがわかると思います。

しかし、個人消費は、他の先進国と比べ少ないのです。



すなわち中国の経済実態とは…


『軍隊、共産党員、その所有する土地』

に占める経済比率が、非常に高いという状態なのです。


庶民生活の向上のために

お金が使われることが少ないといわざるを得ません。


さらに・・・


■以前から景気の不安も…


今年の2月の記事です。

(産経新聞 田村氏の記事)


『手元に、中国の国際収支データがある。分析してみると驚いた。

中国からの資金流出は加速しており、

昨年1年間で約50兆円に上ると推計される。

項目別のデータが公表されている9月までの

1年間で18兆円の現預金が流出した。

しかし、このほかに正体不明の資金が22兆4000億円流出している。』


中国国内はすでにヤバい状況となっていることが

肌身で感じられ、資本流出が著しく起こっており

その中の一環として、この爆買い現象が起きたと、

述べています。


■転売業者も!


テレビなどで日用品、医薬品などを

一人で何点も買われる方を見たことがあると思います。


なぜ複数点、買われるか分かりますか?



実は、

中国大陸での転売目的のためなのです。



○香港では、観光客を装って爆買いをする「運び屋」という業者がいます。


今年2月、「1年間、粉ミルクを運び続けた」業者が
逮捕されています。
なんと!5000人にも及ぶ人が関わっていました。


香港では、日用品が欠如し、問題となったことも

多々ありました。



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『中国は、日本を追い越し

アメリカに次ぐ世界第2位の国になった』


という数値に踊らされ

あたかも日本と同様の社会を

思い浮かべてしまうかもしれません。



中国は、共産党が一党独裁にて

支配しているため、経済構造そのものが日本と異なります。

国民生活に目が向けられず

おざなりにされています。


そのため、日本などに

品質のいい製品を爆買いしに来たのですが・・・


しかし、この爆買いは

中国国内での製造業の育成も

全くままならないまま、

資本だけ海外へ流出しております。


また、転売業者を増殖させるなど、

産業構造的にも、よからぬ方向へ向かっていることは

間違いありません。

単純に日本で経済効果が『大』だったという

判断だけでは済まされない問題でしょう。



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ぜひお読みいただけると嬉しいです!


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