1.ヘナの粉を用意する
髪の長さや量にあったヘナの粉末を用意しましょう。
ショート 30~80g
セミロング 80~100g
ロング 100g~
★髪にしっかり色をつけたい場合は、多めに必要になります。
★ヘナは髪に明るいオレンジ色のコーティングをします。
明るいオレンジ色の発色を調節するために、インディゴやハーブの粉末をブレンドすることもできます。但し、染まり具合は髪質によって違うため、ご自分に合ったハーブやブレンド方法をみつけましょう。
2.ヘナペーストを練る
ボールにヘナの粉を入れ、お湯(50~60度)で溶きながら、マヨネーズ位かそれよりやや柔らかめになるまで、スプーンなどで練ります。
★ヘナの粉をふるいにかけるとダマになりにくく、なめらかなペーストになります。
★石臼引きヘナの場合は、ヘナの量の約4倍のお湯で溶かします。
★熱湯はヘナの染毛力を落としてしまうので、使わない方がいいでしょう。
★お湯の上からヘナの粉を落としていくと、ダマになりにくいです。
★カラーリングやトリートメントの効果を上げるために... ヘナを鉄鍋で練ると、鉄分が頭皮に補給され、白髪や抜け毛の予防になります。紅茶やコーヒーで溶くとカラーリングが長持ちし、艶が出るともいわれています。
ヘナを熱湯で溶くと、ヘナの色素ローソンが一部破壊され、カラーリング効果が落ちるといわれています。
3.ヘナペーストを寝かせる
出来上がったペーストにラップなどをかぶせて密閉し、20分~40分寝かせてペーストを馴染ませます。
★ヘナの染毛力は長時間寝かすと落ちていきます。1時間以上は寝かさないようにしましょう。★ヘナのボールをお湯が入ったお鍋などで湯煎しておくとペーストが早く馴染み、15分程で塗布できるようになります。
4.ヘナペーストをつける
ペーストをつけるときには、ケープやタオルなどでカバーしましょう
前開きの服がお勧めです。
★ペーストをつける前に頭皮のオイルマッサージをします。
ヘナは頭皮の汚れや油分を取り、やや乾燥させます。
また、ヘアダイやパーマ、紫外線などで髪が傷んでいる人は、ヘナ後に髪がきしみます。
ヘナの前に頭皮のオイルマッサージをすることでこれを予防します。
出来れば、ヘナを塗布する1時間以上前に頭皮のオイルマッサージをして、髪にもオイルを染み込ませておきましょう。とてもなめらかな仕上がりになります。
★ペーストを湯煎して温めてからつけると、色がよく入ります。
ヘナペーストを頭皮全体とその後に髪につけます。
生え際の白髪などに色をつけたい場合は、頭皮から髪の根元にしっかりヘナをつけます。
この時には、手でつけた方がしっかりつきます。ただし、素手だと色がついてしまいますので、ラテックス製のグローブなどを使用するといいでしょう。
★長い髪の毛先までつけたい場合は、ハケを使うと上手にできます。
つけ終わったら、ペーストの乾燥を防ぐたまにラップでしっかり巻いて、さらにシャワーキャップをかぶり、ペーストの液だれを防ぎます。心配な方は、汚れてもいいタオルなどを首に巻きましょう。
★しっかり色を入れたい場合には、ヘナをつける直前にユーカリのエッセンシャルオイル(2,3滴)やレモン汁(大さじ1~2杯)を加えます。
★ヘナのペーストが温かい方がよく染まります。シャワーキャップの上から短時間ドライヤーを当てて加温するのも染まりをよくしてくれます。
★傷んだ髪へのトリートメント効果を高めるために、ペーストにゴマ油などのオイルを2~5ml加えます。
5.しばらく置く
★髪にしっかり色をつけたい場合は、ペーストをつけ終わってから3時間くらい置きます。
★トリートメント効果のみの場合は、1時間くらい置きます。
6.ヘナペーストを流す
色持ちを良くするために、シャンプー剤などは使わず、お湯だけで流します。
地肌に粉が残っているとかゆくなることがあるので、しっかり流しましょう。
★ヘナは2~3日かけて定着していきます。
★ヘナ後、数日は髪が濡れている時に、タオルなどに色がつくことがあります。
ヘナを楽しんでください!
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