魂が常に平静であるために、快と不快、喜びと哀しみの表現を自分で統御できるようにしましょう。この能力を身につけようとすると、いろいろな偏見にぶつかるかも知れません。しかし、鈍感になって、嬉しいのに喜びを表そうとしないようにせよ、というのではありません。

嬉しいことは喜ぶべきだし、悲しいことに心を痛めるのは当然であります。が、その「表現」を統御できるようになることが求められています。このことに努めるなら、以前よりも周囲の喜びや哀しみの全てに対して、鈍感になるどころか一層感じやすくなるでしょう。


期間:長期間
対象:自分自身への観察
  • 周囲に深く共感し、共苦しながらも、外に表して無分別な態度をとらない
  • 当然の苦しみを抑えるのではなく、泣かないようにする
  • 悪行を嫌悪しないのではなく、怒りの発作を防ぐ
  • 危機に無関心になるのではなく、無駄な恐怖心を抑える