Ferrari 308 GTSiについて | 308と964 Anthony

Ferrari 308 GTSiについて

308と964 Anthony


Porsche 911(964)に比べればつきあいの長い308
正直なところフェラーリというメーカーがそれ程(いやまったく)好きではなかった(もちろん嫌いでもなかった)にもかかわらず、「壊れて走らなくなってもいいや」「修理代がなくなったら飾っててもいいや」と、本来は移動手段の道具である車なのにも関わらず、デザインだけで買ってしまった初めての車。予算が関係しなっかたわけではないが、その他のフェラーリよりもこの車の姿が良かった。もちろん、とはいっても修理や修復のための手痛い洗礼は十分受けたが。(受け続けているが)


308と964 Anthony

そんな訳で、そもそもV8横置きエンジンで、もともとが高音の排気音でもないので、わざわざ高音のフェラーリサウンドにするためのマフラーチューンにも興味がなく、ただただ美しくするための努力だけをしてきただけ。(クーラーの修理やオイル漏れとは戦ったが)
内装の修理と塗り替えなどは買ったと同時に業者さんにお願いしたが、お決まりのDENONのデッキへの交換とHID化以外はひたすら磨くだけという日々。
修理工場に入っている日が長かっただけでなく、運転は心身ともに疲れるので走行距離は多くない。
疲れるとは言ったが、一種のハードなスポーツ感覚か。クラッチ、ステアリングは劇重だし、姿勢が寝そべっているので余計に力が入らない。視界も悪いので神経を使う。そして何より、水温上昇を気にしたり、とにかく壊れないかと気を使う。

308と964 Anthony


しかし、乗っていても、外から眺めていても、そのデザインには隙がない。磨きが趣味なので細部にわったてその面、カーブを自ら体験するが、日を追う毎にそのデザインの秀逸を知る。
当然、日頃の足には絶不向きなので、足車を常に探すことになる。
最初の相棒は最終W124の320Eだった。質実剛健、頼りになるし結構早かった。
が、あまりにも無色透明だったので、あれやこれやと再び候補探しとなった。そしてガレージの隣に収まったのが964だったわけである。

足車などと言ってしまったが、964は決して存在感は薄くない。これは正直あとからわかった事である。