あの当時、罪悪感を無理矢理振り払い、
東京に出て来た自分を、褒めたい。
何があったって、閉塞感で
いっぱいだった(当時の私にはそう見えた)
地元には戻らず、歯をくいしばって
こちら(東京)での生活を確立してきた
自分を褒めたいと、改めて思った。
婿養子をもらって、名字が絶えないように
守るはずだった(少なくとも、実家の家族は
そう思っていた)実家を捨てて、名字を
捨てて、夫と新しい生活をするという
決意が間違っているのではないか。
そんな気持ちが何度も何度も頭をよぎるのを
振り払いながら、なおかつ味方が
ほとんどいない中、心が折れそうに
なったこともあったけど、
一人で踏ん張ってきた自分を褒めたい。
改めてそう思った。
あの、息苦しかった鎖を壊して、
外の世界に出て来れた自分は、
それだけで大したことをしたのだ。
自分の心が、本当に壊れてしまわないように、
自分で自分を守れたのだ。
そのことが、今でもやはり大きな自信に
なっている。
これは、誇っていいことなんだ。
東京生活、引っ越してきた時から
今まで、いや、今でも本当に楽しい。
ぢんさんの「がんばったね」が沁みてくる。
そして、写真の曲の歌詞の重みもわかる。
自分のために行動してくれて、
ありがとう、自分( ˘ω˘ )