最近、猫の話が続いてる

 

先日から我家の猫らを

訓練している

何を?

 

犬笛で「来い!」をね

 

何の事はない

ただのホイッスルだが

人間にも聞こえる静かな高音を

鳴らす事ができる

 

「ぴーっ!」

じゃなく

「ぴーっぴっ!」

と今のところ鳴らしてる

 

たった一回で

その意図を素晴らしく察したのは

ぐら坊だった

もちろんおやつを使ってね、笑

(食意地が張ってる)

 

どうしてこんなことをしてるかというと

先日の迷子事件のせいだ

 

名前を小声で呼びながら

早朝から真夜中

家の周囲を何度となく探した

 

大きく発音しにくい名前だし

周囲の人も迷惑だろう

こんなとき犬笛があればなぁ‥

と痛切に思った

 

犬笛を手にして練習を始めたのは

リビングの座布団の上だった

すると

ご飯ボールを片手に

「ご飯だよ、来なさい!」

とホイッスルを吹くと

ぐらは餌場でなく

座布団に向かって一目散

 

そうかぁ

「来なさい!」とか

「ご飯だよ!」じゃなく

「おやつだよ!」と覚えたんだな

 

ならば

ホイッスルの吹き方に

バリエーションを持たせよう

 

ひとつの失敗体験は

幾つもの知恵をもたらしてくれる

だから人生は面白い

 

そうそう、失敗だらけだもんね

私の人生

 

***

お嬢猫は面倒臭そうにやって来る

多分、ブツブツ言ってんだろうな