遠いふるさと | あいらぶありす

あいらぶありす

2019年9月26日
お星さまになったありす姫(享年12歳7ヶ月)と
2021年1月2日
お星さまになったチョコ
たん(享年14歳4ヶ月)と
家族のために一生懸命な
パパ & はすなこと橘まゆの日々のブログです♪


長崎の実家の母、14日から

押入れで寝ています。

私の実家は、築年数十年のボロ屋。

亡き父が、趣味で設計したので、

たぶん それもあり、脆いんだと

思います。

父が がんで亡くなって、

2ヶ月後、台風で実家は全壊しました。

私は母に、他の宅地に小さい家を

立てるよう、言い、200万で

立家の見積りを出してもらいましたが、

母は 崩れた家を約2千万かけてなおし、

今に至ります。

当時、加入していた農協の保険からは、

保険金は おりませんでした。

被災家屋が 多すぎて、農協には、

支払い能力がありませんでした。

国も、何も してくれませんでした。

いざというとき、たよりになるのは、

自分です。





あと、何回か 震度4か5がきたら、

実家は、ふたたび、

倒壊の危機に瀕するでしょう。

いま、母は 震度4でも、

他の家屋以上に揺れる実家で、

恐怖のあまり、押入れで

寝ています。

私は、仕事の出勤前、休憩時間、

帰宅してからと、日に5、6回、

電話で、母と話しています。



昨日、私は 母に言いました。

「私のマンションに 避難しませんか?」

母は 涙声で 言いました。

「ありがとう。でも、だいじょうぶよ。

お母さんは、お父さんの魂のいる

この家で、生を終えるから。 」と。


私は、わかりました、と

答えるので、

精一杯でした。


お母さん、無事でいてください。

同じ空をみあげて、

祈りますから。

父の愛、母の思い、私の思い、

3人の思いと、愛はつながっています。









このたびの、熊本および九州地方を

おそった地震で、避難生活を

おくっているかた、わんこ、にゃんこ、

からだを たいせつに。

頑張れとは、あえて

言いません。