愛俳句 ~ふるえるむね~ ふるふると ふるえるむねに冬の薔薇 ふるふると ふるえるちぶさや 冬苺 はじめての肩の向こうに 冬すみれ 冬萌えや こころのありか だきしめて 冬がやってきたのか まだ こないのか 君の心の在処を 私はさぐりあて そして だきしめるのだ 肩の向こうに 冬菫