〔正解・解説〕

正しい。

育児休業期間中の雇用保険料の被保険者負担分を事業主がその者に代わって負担した場合におけるその負担分は賃金とされます。

設問のように、育児休業の終了後一定期間労働しなければその賃金額分を労働者に支払わせることとする労働契約は、労働契約の不履行について賠償予定を禁止する労働基準法16条に違反します。