〔正解・解説〕

正しい。

労働時間は、複数の事業場で労働する場合には、使用者が同一であるかどうかを問わず通算されます。

なお、各々の使用者は、自らの事業場における労働時間制度を基に、他の使用者の事業場における所定労働時間・所定外労働時間についての労働者からの申告等により、

❶ まず労働契約の締結の先後の順に所定労働時間を通算し、

❷ 次に所定外労働の発生順に所定外労働時間を通算することによって、

それぞれの事業場での所定労働時間・所定外労働時間を通算した労働時間を把握し、その労働時間について、自らの事業場の労働時間制度における法定労働時間を超える部分のうち、自ら労働させた時間について、時間外労働の割増賃金を支払う必要があります。