TES IV:オブリビオンの自キャラ冒険談
オブリビオンを実際にプレイした内容に
もとづいだお話しを書いてみました
第六話 アズラの星
私の足は既に強靭なものとなっていた
シェイディンハルからジェラール山地に向かい
登山を始めて2時間は経過しているが
長い距離を登っているのにも関わらず
息が切れる事もなければ
体力も奪われておらず今もなお
走れる状態で雪の降る山を登っている
アズラの神像への道中は
やはり危険が沢山潜んでおり
山賊や野生の獰猛な動物
更にはモンスターである
オーガ等も現れて普通の登山家では
あまりにも危険な地域にまで登っていた
そしてようやくアズラの神像が
立っている信者によってはいわば
聖域の場所に到着したのである
もちろん既に暁と宵を司る女神
アズラに必要な捧げものは学んでおり
道中に襲ってきた
ウィル・オ・ウィスプという魔物から
落とした発光する塵というもの
すると女神からの声が
どこからともなく聞こえ始める
そなたの名は知っておるぞ 旅の者よ
薄明かりの中でささやかれているのを聞いた
そなたに頼みごとがある 名声と報酬を伴うものだ
何年もの昔 我が信者五名が
吸血鬼ドラティクとその貴族を倒し
その際に自らも感染したのだ
彼らは運命を察し 隠れ家を内側から自ら封印したのだ
その苦闘が暗闇となってたちこめている
荒廃した鉱山に行くのだ 入口を開けてやろう
彼らに死の平穏を与えてやってほしい
さすれば 我が報恩を受けられるだろう
信者が鉱山に留まり苦しんでいる様子を
死という名の解放を私が彼ら信者達に
与えるという依頼を受ける事になった
神像の場所から更に奥の方へ登っていくと
その封印されし荒廃した鉱山に到着する
吸血鬼に感染されているとの事なので
通常の人間の身体能力を大幅に
上回る超人に近い彼に
長期戦は不利になると思った私は
短期決戦用に取っておいた
魔力の剣をいくつか持参していた
通常の物理攻撃より強く
どんなに体力があってもすぐに
相手を再起不能にする事のできる強力な剣
鉱山には全員で5人の吸血病
に感染している信者達がいた
4人にはすぐに安らかな死を与えたが
信者達の中でリーダー的な存在にみえる
オークの戦士だけは違った
業火の炎が宿った両手剣に耐えうる
耐性装備を備えているだけではなく
体力も5人の中で一番多かったのだ
盾による防御も隙はなく
苦戦を強いられたがそのオークも
最後には私の手によって命を絶った
しかしいままでこの信者達は
関係のない周りの民達にまで感染が
広がらない為にも
自らを封印しその苦痛を耐え続ける者達
決して悪行をしている訳ではなかった
それを知っている私としては非常に
後味の悪い依頼を受けていた事を実感する
しかし神像に戻り結果を報告した後
女神アズラは感謝の言葉を述べていた
感謝するぞ 小さき者よ 信従たちの霊魂は解放された
以後は我が祠の上に その犠牲をたたえて
五つの明るく燃える蝋燭を灯し続けることとする
褒美としてこれを持っていくがよい
そなたの行いが運命の書に 書きつづられんことを
信者達が安らかな眠りについたことを
聞いた女神アズラは私に感謝の嵐を示し
謝礼としてアズラの星を手渡したのだった