いつもお読み頂き、ありがとうございます😊
本日はいつもと違うテーマで書いています。
職業柄、死がもう見えている方に接する事があります。
先日、もう起き上がる事や話す事が出来ず
わずかに目配せする事のみ
余命残りわずかと思われる方でした
普通なら、辛そう、お気の毒だ、なんとか治したい
そう思うかもしれません
その方のお部屋は、暗さはなく
静かさと厳かさが部屋中に満ちていました
その方は苦しみと闘うというよりも、
何か大いなる存在と静かに向き合っている
感じがしました
そこで、私が出来る事は
ただその方の観ているものを
ただ一緒に観ようとするだけでした
寄り添うに似ているけど、
どこから違う感じでかさた
身体は仕事をしていますが、
一緒に観ようとする事で何か
タイミング、テンポがその方に馴染んで
行くようでした
誰かの死を前にした時に
人は自分の感情に意識が向きがちですが
それは、死を前にしている人に対しての
本当の在り方なのか
その方を通して教えられた気がしました