「ふがいない僕は空を見た」
窪 美澄 著
夏特集で並べていた本ですが
内容はまったく知らずに読みました。
最初はえっ!
と思う衝撃的な冒頭なわけですが。
(R18的な)
読み進めていくうちに、
胸がきゅっとなっていくような、
生きていくことに対する
さまざまな
どうにもならない弱さや葛藤、
もがきながらも、
最後には
やっぱり生きていこうと思う
人間の強さも感じられたりして、
登場人物全員に
ふがいなさを感じつつ
好感がもてる不思議な作品。
(あんずの旦那をのぞく。)
2011年本屋大賞第2位。
山本周五郎賞受賞作。
秋に映画化も決定。
話題になった本だったんですね。
手に取られた方は、ぜひ最終章まで読んでください。
素晴らしい作品でした。
iPhoneからの投稿