今日なに読んだ? その5 | 物語の庭

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カフェと図書室、わたしの人生。

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「流星ワゴン」
重松 清 著
講談社文庫

以前、途中で読むのをやめて
放り出していた本を
最近ふと手にとってみたら
夢中になって一気読みしました。

この本は、お父さんに響く本なのでしょう。
もしくは、これからお父さんになる人。

まだ母でもなく
父になることはきっとないわたしには(笑)
響くのに時間がかかる本でしたが、
ちゃんと響きましたよ。


子どものとき
親は強くて、えらくて、完ぺきな存在だと思ってた。

おとなの完ぺきじゃない部分を見ちゃって、
許せなくて、
反抗期。

でもおとなって
子どもが思ってるほど
おとなじゃないんだって、

この本に出てくるお父さんも、
みんな情けない!
でも、それが現実で、
その現実に負けないために
おとなはがんばってるんですね。


そんなことを思った一冊。



さて、
まだまだ暑いですが、気持ちは確実に次の季節へと向かっています。


そろそろ本棚を秋仕様に模様替えかな?

残暑をのりきって、
盛りだくさんな秋を迎えましょうニコニコ











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