皆様、こんにちは。「あんしんネット」の栗原です。
爽やかな風が吹く季節も束の間、いよいよ本格的な夏の足音が聞こえてまいりました。

これからの季節、私たちが現場で最も気を引き締めるのが「熱中症対策」です。実は、私たちの仕事場には、この時期ならではの非常に過酷な環境があります。今回は、あまり知られていない「プロの現場の裏側」と、皆様にぜひ知っておいていただきたい夏の作業のリスクについてお話しします。

■ なぜ、猛暑の中で「窓を閉め切る」のか
普通、暑い日は窓を開けて風を通したいものですが、遺品整理や特殊清掃の現場では、あえて窓を完全に閉め切って作業を行うケースが多々あります。

「なぜそんな危険なことを?」と思われるかもしれませんが、それにはプロとしての譲れない「2つの理由」があるからです。

近隣住民様への配慮(臭気対策): 遺品整理、特に特殊清掃を伴う現場では、お部屋の中に独特の臭気が残っていることがあります。窓を開けることで、その臭気が近隣の方々の生活圏へ流れてしまうのは避けなければなりません。ご依頼主様だけでなく、その地域で暮らす方々がこれまで通り平穏に過ごせるよう配慮することも、私たちの重要な任務です。

外部への飛散防止: 長年手付かずだったお部屋などでは、埃や微細な汚れ、あるいは害虫などが潜んでいることもあります。窓を開けることでこれらが屋外へ飛散し、周囲にご迷惑をかけるわけにはいきません。現場を「密閉」し、外部と遮断することは、周囲の衛生環境を守るための責任なのです。

エアコンが使えない現場や、すでに電気が止まっている空き家で窓を閉め切ると、室温はあっという間に40度、時には50度近くに達することもあります。防護服を着用しての作業ともなれば、その過酷さは想像を絶するものです。

■ 「少しだけ」の油断が招く室内の危険
私たちプロは、こうした特殊な環境下で作業するための訓練を積み、万全の準備を整えて現場に臨んでいます。しかし、これをご自身で行おうとする場合は、細心の注意が必要です。

これから夏にかけて、ご実家の整理や空き家の片付けを予定されている方も多いかと思いますが、どうか「少しだけなら」「自分一人なら大丈夫」という油断はしないでください。

普段使い慣れていない場所や、風通しの悪い室内での作業は、知らず知らずのうちに体力を奪い、判断力を鈍らせます。たとえ窓を開けていたとしても、体感温度は外気温以上に上がります。ましてや、防犯や片付けの都合で窓を閉めて作業をしてしまうと、室内は瞬く間にサウナ状態となり、命に関わる事態になりかねません。

■ 無理をせず、プロの手を借りるという選択を
「自分たちでやりたいけれど、この暑さでは進まない」
「熱中症が心配で、実家の片付けが進まず困っている」


もしそのように感じたら、それは無理をしないでくださいという体からのサインかもしれません。過酷な環境下での作業こそ、私たちプロの出番です。私たちは、ご遺族やご依頼主様の健康を第一に考えています。

暑い時期の片付けは、決して根性や気合で解決できるものではありません。大切なのは、安全に、そして確実に整理を終えることです。

今年の夏も厳しい暑さが予想されます。皆様、どうぞご自身の体調を最優先に考え、無理のない夏をお過ごしください。何か不安なことや、お困りごとがあれば、いつでも「あんしんネット」が力になります。

こんにちは!あんしんネットの栗原です。

私たちの仕事場は、ドラマのような綺麗な部屋ばかりではありません。中には「これ、どこから足を入れたらいいの…?」と一瞬ひるんでしまうような、いわゆる「ゴミ屋敷」の現場もたくさんあります。

そんな現場で、ご遺族からよく言われる「定番のセリフ」があるんです。
それは、**「もう、中身は見なくていいから!全部ゴミだから、トラックでガサーッと持ってっちゃって!」**という一言。

長年放置された部屋を前に、ご遺族も「早くこの悪夢から解放されたい!」と、心底うんざりされているんですよね。そのお気持ち、本当によく分かります。でも……ちょっと待ってください!

実は、その「全部ゴミ」と言われた山の中にこそ、とんでもないモノが眠っていることがよくあるんです。

■ プロは見た!「ゴミ袋」は宝箱だった?
先日お伺いした大田区内の一軒家。
ここも凄まじい現場でした。玄関を開けた瞬間から、天井近くまで積み上がったコンビニ袋や雑誌の山。ご遺族は「何も大事なものなんてないから、全部捨てて!」と、半分ヤケクソなご様子でした。

でも、私たち「あんしんネット」のスタッフは、ここで魔法(?)を使います。
ガサーッと一気に捨てるのではなく、一袋ずつ、中身を「手作業」で確認していくんです。

「効率悪くない?」と思われるかもしれません。でも、これこそが私たちが「福祉整理®」のプロとして譲れないこだわり。なぜなら、ゴミに見える袋こそが、故人の「秘密の金庫」になっていることが多いからです。

作業開始から数時間。キッチン周りの、油でベタベタになった買い物袋を仕分けていたスタッフが声を上げました。
「ありました!これ、貴重品ですよね?」

中から出てきたのは、ボロボロのチラシに包まれた**「現金20万円」と「通帳」。さらに別の袋からは、なくしたと思われていた「実印」**まで出てきました。

極めつけは、押し入れの奥の段ボール。ご遺族が「それ、ただの古紙だから!」と仰っていた箱の底から、なんと**ご遺族が赤ちゃんの頃に履いていた「小さな靴」**が出てきたんです。

■ 「捨てなくてよかった…」その笑顔が見たくて
見つかった現金と、思い出の靴をお渡しした時。
あんなに「全部捨てて!」と仰っていたお客様の顔が、一瞬で変わりました。

「嘘……。これ、私が初めて歩いた時の靴だって、母が言っていたやつです。捨てなくてよかった。本当に、本当にありがとう」

その瞬間の、パッと明るくなったお客様の笑顔。これがあるから、この仕事はやめられません!
もし、あの時言われるがままに「ガサーッ」と捨てていたら、この大切な思い出は今ごろ処理場で灰になっていたはずです。私たちは「片付けのプロ」である以上に、**「思い出の救出チーム」**でありたいと思っています。


■ 知っておいてほしい「業界の裏話」
ここで、ちょっとだけ真面目な「業界の真実」をお話ししますね。
遺品整理を頼もうとネットで検索すると、「激安!」「即日完了!」という広告がズラッと並びます。でも、ちょっと注意が必要です。

あまりに安すぎる業者は、今回私たちがやったような「丁寧な仕分け」をしません。
なぜなら、人件費を削るために、中身を確認せず「全部ゴミ」として一気に運び出してしまうからです。最悪の場合、そこにあった現金や貴金属がどうなったか……想像するだけでも怖いですよね。

私たち「あんしんネット」が、自社スタッフによる手作業にこだわるのは、お客様に**「金銭的な損をさせない」、そして「一生後悔させない」**ためなんです。大田区で長く活動しているからこそ、適当な仕事は絶対にできません。

■ おわりに:一人で悩まないで!
「実家がゴミ屋敷で、恥ずかしくて人に見せられない」
「片付けようと思うだけで、気が遠くなる」

そんな風に思っている方、案外多いですよ。でも、安心してください。私たちは、どんなに荒れた部屋でも「うわあ……」なんて引きません。むしろ「よし、ここからお宝(思い出)を救い出すぞ!」と燃えるタイプです(笑)。

「全部捨てたい」という絶望感も、私たちに預けてください。
丁寧に、大切に仕分けた先に、きっと「明日からまた頑張ろう」と思えるような、温かい思い出が見つかるはずです。

大田区の「あんしんネット」が、あなたの家の「宝探し」をお手伝いします!
まずは気軽にお電話ください。お見積りは無料。皆さんの「安心」のために、今日も現場へ駆けつけます!

皆さん、本当にお久しぶりです……。 

前回の更新から、気がつけば6年も経ってしまいました。 

「ブログ書きます!」なんて威勢よく言っていた20歳の僕は、どこへ行ったんでしょうか。

すみません、あんしんネットスタッフの栗原です。

今、僕は26歳になりました。 18歳でこの「遺品整理」という仕事に飛び込んだ時は、正直に言うと、右も左も、それどころか自分の足元すら見えていないようなガキでした。 「仕事なんて、体を動かしていればなんとかなる」 そんな甘い考えは、入社してすぐ、先輩たちの鋭い視線と、何より「現場」の重みによって、一瞬で吹き飛ばされました。

あの頃の僕は、ただただ必死でした。 師匠のような先輩の後ろをついて歩き、整理の「イロハ」を叩き込まれる毎日。

「それはゴミじゃない、遺品だ」「ご遺族の気持ちを考えろ」 何度も何度も、厳しく指導されました。

文章を書く余裕なんて、1ミリもありませんでした。 仕事が終わると泥のように眠って、また朝が来れば現場に向かう。そんな日々を繰り返して、気づけば7年。 ようやく、本当にようやくですが、最近になって「一人前の遺品整理人」として、少しだけ胸を張れるようになってきた気がします。

 

この6年間、本当にたくさんの「戦い」がありました。

特に、いわゆる「ゴミ屋敷」と呼ばれる現場。 玄関のドアを開けた瞬間、天井まで積み上がった荷物の壁に圧倒されることもあります。夏場は特に過酷です。防護服の中はサウナ状態で、汗が目に入って前が見えなくなります。 でも、そこで怯むわけにはいきません。 僕は、目の前の「壁」に向かって、勇敢に立ち向かうと決めています。 それは、ただの片付けじゃないからです。 その山の下に埋もれている「誰かの生活の証」や、ご遺族がずっと探していた「大切な思い出」を救い出すための戦いなんです。

そして、孤独死の現場。 そこには、テレビのニュースやネットの記事では決して伝わらない「真実」があります。 静まり返った部屋。止まったままの時計。 初めて一人で現場を任された時は、怖くて、悲しくて、手が震えました。 でも、僕たちが手を動かさなければ、その方の生きてきた証は消えてしまいます。 

「お疲れ様でした。あとは僕たちが、きれいにしますからね」 心の中でそう語りかけながら、一つひとつ、丁寧に遺品を整理していく。 この仕事は、単なる掃除じゃない。 亡くなった方と、残された方を繋ぐ、最後の橋渡しなんだと、7年経ってようやく体で理解できるようになりました。

また、多くのお客様から励ましの言葉もいただけ、これも自分の成長に拍車をかけてくれたと感謝の気持ちしかありません。もちろん先輩方の指導もいただけ、時には厳しく、時には優しい言葉をもらい、成長の糧となりました。

そんな僕のプライベートでも、大きな変化がありました。

実は昨年、子供が生まれました。 初めて自分の子供を腕に抱いた時、言葉では言い表せないような、不思議な感覚に包まれました。 「この小さな命を、僕が守っていかなきゃいけないんだ」 そう思った瞬間、仕事に対する意識がガラッと変わりました。

現場で故人様の写真を見つけた時。 以前なら「あ、写真がある」と思うだけだったのが、今は「この方にも、お父さんやお母さんがいて、愛されて育ったんだろうな。今の僕みたいに、誰かを一生懸命守ってきたんだろうな」と、深く考えるようになりました。 1人暮らしで亡くなった方の背景にある、家族の物語や、失われた時間の重み。 父親になったことで、ご遺族の涙や、後悔の言葉が、よりダイレクトに心に響くようになったんです。 自分に家族ができたからこそ、誰かの家族を最後まで見送るこの仕事の尊さが、痛いほど分かります。

 

そして、もう1つ報告があります。 今年の6月、2人目の子供が生まれる予定です。 僕は、二児の父親になります。 楽しみな気持ち半分、もっとしっかりしなきゃというプレッシャー半分。 でも、やっぱり楽しみが勝っています。 守るべきものが増えるたびに、僕は強くなれる気がしています。

18歳の「見習い」だった僕は、もういません。 でも、今の僕も、ある意味ではずっと「見習い」なのかもしれません。 現場に行けば、毎日新しい発見があるし、学ぶことも尽きません。 ただ、6年前と違うのは、自分の技術に責任を持ち、ご遺族の心に寄り添う覚悟ができていることです。 あんしんネットの看板を背負って、プロとして、そして父親として、胸を張って現場に立ちたい。

久しぶりのブログで、なんだかまとまりのない文章になってしまいました。 やっぱり僕は、キーボードを叩くよりも、現場で段ボールを組み立てている方が向いているみたいです(笑)。

でも、これからは少しずつ、僕が現場で見たこと、感じたこと、そして「業界の真実」を、僕なりの言葉で伝えていけたらいいなと思っています。

たどたどしい更新になるかもしれませんが、また覗きに来てくれたら嬉しいです。

よし、明日の現場も全力で頑張ります!

(あんしんネット スタッフ・栗原翼)

 

ご無沙汰してます。あんしんネットの栗原です。

1年ぶりの投稿になります。これから投稿頻度を少しずつ上げていきたいと思います( ´∀` )

さて、未だにコロナが終息しない状況が続いていますが一刻も早く治まってほしいものです。

そんな中今一番欠かせないものが「マスク」です!!今ではほとんどの人がマスクをしています。

私はこれまでほとんどマスクを着けてこなかったのですが、今は体の一部となっています。

ここで怖いのがこの時期のマスクです。ただでさえ暑くて倒れそうなのに、マスクをすることによって

暑さが倍増します。皆さんこの夏はコロナはもちろんそうですが、猛暑×マスク=熱中症にも

気を付けてこの夏を乗り切りましょう!!

 

お久しぶりです。
2年ぶりの更新となります。
この更新していない間にスタッフが増えました。
昨年は高卒でこの世界に飛び込んできたスタッフもいます。

過酷な現場や見積り、営業に同行し、経験を積んでと現場責任者として独り立ちしました。
皆、いい物を持っているのでこれからも個性を発揮し活躍してくれるのを大いに期待しています。

ここからは少し昔の現場の話です。
つい最近あるお客さんから整理のついでに鳩の糞の清掃はできないかとお問い合わせがありましたのでふと思い出しました。
以前作業した現場で大量の鳩の糞の清掃をしたことがあります。
衛生的にも視覚的にもなかなかキツイものがありました。

ベランダ一面にびっしり敷き詰められています。
となり近所もかなり被害にあっていたのだとか。
団地として特に対策はなく各個人で鳩よけネットを張ったりしているようです。

窓を開けると何羽かは逃げましたが、この鳩は人に慣れているのか人が来てもなかなかどいてくれませんでした。
しかし、めげずに清掃しました。

塵取りですくい続けること1時間強。
何とかきれいにする事ができました。
掃除したそばから糞をされました時は少し気落ちしましたが。
気を取り直しまた清掃し、その仕上がり具合にお客さんも大変喜んでくれました。
こういった通常とは違う作業もやれる範囲で受けることもできます。
ご依頼頂く際、どこまでやってもらえるか不安や疑問があると思いますので先ずはご相談下さい。

東京都大田区の遺品整理・特殊清掃会社・福祉整理・後見整理「あんしんネット」のホームページ → 遺品整理・福祉整理・後見整理のあんしんネット
遺品整理・福祉整理・特殊清掃の現場から 遺品整理人のブログ → 「遺品整理ブログ

新人たちのブログ「福祉整理人見習い奮闘記」「後見整理人見習い奮闘記
今回は文章少な目でお届けします。
つい先日の現場でこんな衝撃的な光景を目の当たりにしました。

宙に浮いている訳ではございません。

どういう訳か壁との間に全く隙間がありません。
ネジなどで固定されている訳でもありません。
クロスが溶けてくっついてしまっています。
使っているうちにずれてしまって使っているご本人も気づいていないかもしれません。

何とかはずしました。

たまたま耐火クロスだったのか大事にいたらず済んでいますが大変危険です。
電化製品や電源の周りが埃まみれになっていたり、どこに何が繋がっているかわからなくなっているようなたこ足配線も出火の原因となりそうです。
寝たばこやお風呂の空焚き、キッチンのガス台と代表的な火事の原因以外にも、たまには普段見ないようなところも一度確認してみると良いかもしれませんね。




東京都大田区の遺品整理・特殊清掃会社・福祉整理・後見整理「あんしんネット」のホームページ → 遺品整理・福祉整理・後見整理のあんしんネット
遺品整理・福祉整理・特殊清掃の現場から 遺品整理人のブログ → 「遺品整理ブログ

ゴミ屋敷ブログ発信中
あけましておめでとうございます。
あんしんネットは1/4から通常営業をしております。
皆様はゆっくりできましたでしょうか?
私は11月末に第2子が生まれたばかりなので遠出せずにゆっくりできました。
今年は特殊清掃や孤独死の現場からいろいろお伝えできればと思っています。

今回の現場は昨年末に行った特殊清掃の現場です。
死後1週間の現場へ行ってまいりました。
トイレと廊下にまたがって血液と体液が付着していますが。前回ブログで取り上げた現場に引き続き今回も臭いはさほどありません。
お客さんも遠方で見積り当日に来て、翌日にはすぐに帰られてしまうという事で見積り後すぐに特殊清掃のみを行いました。


今回は私だけでなく新人も同行しています。
初めての特殊清掃をやってもらいました。
初めてということもあり先に私の作業を見てもらい、その後に実際にやってもらいました。
  
若干、腰が引けていたような気がしないでもないですが頑張って清掃してくれた甲斐もあり、きれいに仕上がりました!

私も今でこそ師匠の指導のおかげで特殊清掃を普通にできるようになりましたが入社当初はかなり腰が引けていました。
今回私も少しですが人に教えることでいろいろ再確認できて良かったです。
自分の行っていない現場でもいろいろ話を聞き知識を深めお客さんできるように努めていきたいと思います。


東京都大田区の遺品整理・特殊清掃会社・福祉整理・後見整理「あんしんネット」のホームページ → 遺品整理・福祉整理・後見整理のあんしんネット
遺品整理・福祉整理・特殊清掃の現場から 遺品整理人のブログ → 「遺品整理ブログ

ゴミ屋敷ブログ発信中
先日、死後およそ2週間の現場へ行って来ました。
床に体液と血液が付着していますが。臭いはさほどありません。
軽いとはいえやはりこういった現場はスピードが命だと思います。
対処が遅くなればなるほど床にも染み込んでしまいますし臭いも取りにくくなります。
と言う訳で見積り後すぐに特殊清掃のみを行いました。

今回はオゾン消臭機を使用する必要はありません。
いろいろと混ぜ合わせて作った洗剤を使用し清掃。

時間にして約30分後このようになりました!

後日、家財撤去に連れて行ったスタッフにもどこで亡くなったかわからないと言われる位にはきれいにはなりました。
幸い冬場で夏ほど腐敗が進んでいなかったのか汚れも落ち臭いもほぼ無くなっています。
私が入社した頃よりもかなりやり方や消臭剤なども変わってきていますので現場で試行錯誤しながら更に技術向上させていきたいと思います。



東京都大田区の遺品整理・福祉整理・特殊清掃会社「あんしんネット」のホームページ → 遺品整理・福祉整理のあんしんネット

遺品整理・福祉整理・特殊清掃の現場から 遺品整理人のブログ → 「遺品整理ブログ

ゴミ屋敷ブログ発信中

最近のあんしんネットは、特殊清掃会社としてマスコミに良く取り上げられています。
「週刊SPA」「日刊SPA」などは、若い世代の孤独死問題でかなりのページをさいていたみたいです。
師匠は、「特殊清掃人」と、勝手に肩書きが出ていましたが、苦い顔をしていました。
しきりに「俺は遺品整理人」だと、何度もつぶやいていました。

あんしんネットのスタッフは、どんな整理にも通じていないといけません。
遺品整理、福祉整理と名前は違っても、現場の状況を見て、そこにふさわしい整理を行ないます。

私は、その中でも師匠より「特殊清掃班長」という、ありがたいのか、ありがたくないのか、中途半端なポジション名をいただき、率先して特殊清掃現場へ出るようにしています。

特殊清掃の現場は、孤独死現場とは限りません。福祉整理でもあるのです。
今まで一番怖かった現場を、今回紹介したいと思います。

神奈川県下のとある町での案件です。
一人暮らしのおばあちゃん。
すでに認知症を発症して、家の中、全てがゴミ部屋状態でした。
姪ごさんからの要請で、居宅内のほとんどのゴミと家財を撤去する作業でした。
3DKの間取りの戸建てで平屋。
トイレの扉は、何故か外側から釘が打たれて、開閉できない状態でした。
見積りの時は、「現場作業の時に釘を抜いて、中にゴミがあれば撤去しましょう」と打合せをして、2トントラック4台分の見積り提示をしました。
ゴミや家財の容量は、50㎥。
さすがに2日間の現場作業となります。
2日目、作業もそろそろ終わりが見えた時に、忘れていたトイレのドアを開ける作業にとりかかりました。
至るところに打ちつけてあった釘を抜くと、トイレの扉は開くことになります。
いざ、開けてみると・・・・・
便座の中はもちろん、便座まわり、床一面にう○この山があるではないですか。

なんと、想像できていなかった場面が、瞳に突き刺さりました。
心は折れ、「どうしようか」と悩むばかり。
しかし、だれかがそこに立ち向かい、戦わない限りは、現場作業は終了しません。
ヘルプで現場いりした師匠は言いました。
「少しだけ勇気を出して、そして洗面器とお玉で持って、突入するしかないな」と。

炊き出しの鍋物をどんぶりに入れる作業に似ていますが、入れる物が違います。
踏みだす勇気が出ずに、茫然としていると、師匠が私から道具を取り上げて、その一歩を踏み出したのです。
その時に私は思いました。
汚いと思っている現場に立ち向かう姿。
「その一歩」を踏み出すか否かで、現場の雰囲気は変わります。
師匠は、叫びながら、まさに雄たけびをあげながら、奮戦(糞戦)したのです。
約1時間の戦いが続き、そこには見違えるトイレの姿が見えました。

「これって、特殊清掃ですか?」と、質問すれば、
「見方次第で、俺には普通の清掃でしかない」と、断言されました。

これを機に、私は特殊清掃について色々と考えるようになりました。
薬剤の勉強して、その化学反応を確かめたりします。
臭いの問題、汚れの問題などを解決するための清掃術かも知れません。
でも、もっともっと技術を延ばして、特殊清掃班長にふさわしい現場力を身につけたいと思います。

今年は、インフルエンザの流行が早いそうです。
私たちスタッフも早目に予防接種を受けて、日々現場で力を発揮したいと思います。
7月の上旬頃ある方の生前見積りをしました。
まだその時はそれなりにお元気でいろいろお話したのを覚えています。
中でもその方が成年後見をお願いした司法書士の先生が偶然私の知っている先生だったという話が印象的でした。

そして8月下旬、その司法書士の先生から連絡があり亡くなってしまったと連絡があり遺品整理をすることになりました。
あまりに早すぎたので驚きました。
実は私、5年はこの仕事していますが生前見積りが実際に現場になるのは初めてです。

ついこの前まで元気だったと思うと複雑な気持ちです。
こんな気持ちで現場をやったのは初めてかもしれません。
少し面識があるだけでも複雑な気持ちになるのに、やはり親族ではいろいろ思い出してしまい中々作業が進まないだろうと改めて感じました。

特に孤独死してしまって部屋が汚れているとか、ゴミ部屋になっているとか特殊な現場ではないですがいろいろと考える機会をくれた現場でした。


東京都大田区の遺品整理・福祉整理・特殊清掃会社「あんしんネット」のホームページ → 遺品整理・福祉整理のあんしんネット

遺品整理・福祉整理・特殊清掃の現場から 遺品整理人のブログ → 「遺品整理ブログ

ゴミ屋敷ブログ発信中