あんしん堂には、さまざまな症状でお困りの方が来院します。

 

KTさんは、長い間腰痛や背中のこりなど、全身の症状で悩まされていましたね。

 

何らかの障害や怪我などで患部に痛みが生じてから、何ヶ月も過ぎても生じる痛みのことを、「慢性痛」といいます。

 

現代医学では、痛みについて主に急性痛と慢性痛にわけて説明されています。急性痛は怪我などで一時的に(短期的に)痛みが生じることを指します。

 

これに対して慢性痛は、原因となる疾患の症状が改善したのにもかかわらず、何ヶ月、または何年も痛みが続く症状のことを指します。

 

 

 

厚生労働省などがおこなう統計的な調査では、膝の慢性痛が820万人以上、腰の慢性痛が1020万人以上いるといわれています。

 

私たちの脳は、怪我などで痛みが身体に生じると、患部の痛みだけでなく不安や恐怖心を感じます。さらに、不安や恐怖心が続くとストレスになり、うつ病などになることもあります。

 

これらの症状は、脳の海馬や扁桃体という脳の記憶媒体で、長い間「痛みを記憶」しているために起こる症状です。

 

 

痛みは見た目の患部などの外傷が治ったとしても、脳に痛みの記憶情報が残っているかぎり、痛みはずっと続くのです。

 

また、仕事や勉強、家庭環境、友人関係、家族関係、恋人関係などのストレスや悩みなど、社会的や精神的な原因も慢性痛が起こる原因になります。

 

あんしん療法は脳科学療法であり、これら痛みの記憶情報を痛みのない正しい状態の記憶へと変換することが可能です。

 

マッサージやボキボキするような、身体に対する強い刺激は必要ないのですね。

 

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