誰でも、関節に痛みを感じることがあります。関節痛といわれるこの痛みは、女性に多い疾患です。

 

関節痛のことを「関節炎」ともいいます。

 

関節痛は、朝起きたときや長い時間同じ姿勢でいたあとなど感じることが多いようです。痛みの起こる関節の場所は、膝や肘、足首、手足の指などの関節に痛みやこわばり、腫れなどを感じます。

 

一年を通して感じる関節痛ですが、特に寒い冬の季節に、これらの症状を感じる女性が多いようです。

 

 

関節痛が長い期間生じると、関節が炎症を起こします。炎症が起こるとさらに強い痛みが関節に生じるため、とても厄介な病気です。

 

関節痛の中でも、特に女性に多くみられる疾患が「変形性関節症」と「関節リウマチ」です。

 

関節痛は、この2つのタイプの疾患以外にも、中高年から過度の運動量のスポーツにより起こる「関節障害」もあります。

 

 

これらのどの疾患も同じように関節に痛みが走りますが、医学的な見解はまったく違う疾患であり、それぞれの病気に合った治療法を施すことになります。

 

特に多い変形性膝関節症と関節リウマチは原因不明の病気といわれており、生涯にわたって付き合っていかなければいけない病気といわれています。

 

日本における「関節リウマチ(Rheumatoid Arthritis:RA)」の患者さんは、推定約60万人~70万人いるといわれています。

 

前述したとおり、関節リウマチは女性に多い疾患で、男性の約5倍の人が発症します。

 

関節リウマチが発症する年齢のピークは、30~50代で中高年者の1%がこの病気にかかっています。

 

一般的に、「リウマチ」という名称はよく耳にする病気ですが、一体どのような病気なのでしょうか。また、関節リウマチの予防法や改善法はないのでしょうか。

 

今回は、女性に多い「関節リウマチ」の原因や症状と改善法について解説します。

 

http://www.ansindo.jp/column/woman/peculiar/1532/