コロナの早期終息を願うばかりですが、前回書いた100年前のスペイン風邪では
終息までに3年間続いたのですから、刹那的な対策だけでなく、存命中の末期や
葬式の在り方を再確認する時期でもあるように思います。
志村けんさんのお兄さんが、遺骨になって初めて逢えたと言ってました。
入院中、逝去後、火葬、拾骨まで逢えなかったということです。
これはコロナだけの問題ではありません。
冬場になってインフルエンザが流行れば終幕後まで逢えない病院はあります。
今年の2月隣接市で入院してた家族はインフルエンザ感染対策として、前面面会
禁止の中、最後の時まで顔さえ見られず、逝去後になって初めて逢えました。
最後に逢わせて欲しいと訴えましたが、逢わせて貰えませんでした。
ただ、この対応が間違いだとは思いません。
その家族から院内感染が出たら、取り返しがつきません。
なら方法は無いのか――、文明の利器を利用すれば充分可能だと思います。
スマホで動画を撮影してラインで送信すれば、家族は家に居ても見られます。
またテレビ電話を利用すれば、会話も容易にできるはずです。
コロナ感染、インフルエンザで面会は勿論のこと、顔さえ見られない家族は沢山
いるはずです。この点は迅速に厚生労働省でガイドラインを作り、病院毎でなく
国家として対策を考えて欲しいところです。
個人的な見解、不幸にしてコロナ感染死された方は、火葬一択だと思います。
兵庫県で透明の納体袋を用意との記事を見ましたが、ウィルスの付着した布団で
寝てた遺体を棺に入れるのは、ウィルスの舞う病室なんです。
ゴム手袋で遺体を触り、布団を触った手で棺やストレッチャーを触ったら――、
納棺までは病院側の人だけで、納棺後に部屋から出た所で棺やストレッチャー等
全て消毒、その後、葬儀屋が受け取り寝台車まで運び、乗せる前に更に消毒する。
これならウィルス除菌の確率は高いですが、そんな病院があるでしょうか――、
多分、大多数は葬儀屋がベッドから納棺する。
今までの流れで進む気がします。 だとしたら運んできた本人の手袋や防護服に
ウィルスが付着してたとしても普通です。
着てた防護服、手袋等の処理も神経を使う必要があり、出来れば戻ったら焼却を
するのが最善でしょう。 そう考えると、火葬後までは家族でも近寄らないのが
大原則であり、家族への感染防止を優先すべきだと思えます
(とにかく、ウィルスは目に見えない敵だからです・・・)
見えないだけに、ちょっとした油断が、集団感染に広がります。
群馬県伊勢崎市の老人施設もしかり、見えない相手だからタガは外せません。
家族の気持ちは分ります――、しかし絶対で無ければ駄目なんです。
勿論、火葬は800℃以上の炎ですから死滅し滅菌状態ですから、素手で拾骨して
も全く問題はありません。
家族には申し訳ありませんが、コロナ感染死はこれが原則であるべきです。
ひとつのタガを緩めたら、感染まで行くと思ったほうが無難です。
でも、実際はコロナ感染死より、普通の逝去のほうが多いんです。
とはいえ、人の移動で感染が拡大してるのも事実で、以下のようになるかなぁ。
『コロナ終息までの基本的な考え方』
・葬式は火葬、宗教者ありの形式問わず、本当の家族のみで行うのが大前提
・家族であっても他県からの移動は極力避ける(最大でも10名以下に絞る)
・葬式確定したら出席者は朝晩体温を測り平温確認は必須
・65才以上の老人、小学生以下の子供の列席は、配偶者、親子以外は避ける
・基本宗教儀式不要、どうしても宗教者が必要なら、最大10分までの経にする
(宗教者が感染してない保証はありません)
以上のように、どうしてもネガティブになりますが、家族だけの葬式をポジテ
ィブな発想で考えてみましょう。
・家族だけなら、家族だから出来る葬式を考える
・家族以外にはライン動画、テレビ電話で参加して貰う
・これなら各自は集合せずとも各自宅で参加できるし見られる
前回ブログで書いた家族の葬式の様子は以下の通りでした。
・列席者は配偶者と娘2名の3名だけです。
・息子もいますが京都在住の為、移動を避けました
・もし移動中の感染で残る高齢の父親への感染を考慮したからです
・故人は『だんべえ踊り』『日舞』『茶道』『三味線』が好きでした。
・入れてあげたい服に『だんべぇ衣裳』を持ってきました
・娘2人と我々で衣裳を全て着せました(掛けるでなく着せたのです)
(家族だけだから出来たことです)
・化粧は踊り用に濃い目です(当然、娘さんが行い、濃さなどはアドバイス)
・頭は衣裳に合わせた色付手ぬぐいを被ります
・その様子は全て父や、姉が動画で撮影、都度、京都の息子に送信しました
・拾骨は斎場の決まりで撮影できませんでした。
・両親の墓に行き、少量の粉骨を墓内に撒き動画撮影して送信しました
・散骨の様子も動画で撮影して渡しました
だんべぇ踊りの衣裳はチーム毎にカラフルです
3人の家族は「普通のお葬式よりずっと良かった」と言ってました。
家族だけしか居ない葬式とも言えますが、家族だけなら出来る事もあります。
与えられた条件を活かした葬式をし、遠方の家族や親戚にも様子が伝えられる。
今回はライン動画でしたが、スカイプで当方のWIFI利用なら費用も掛からず、
もしくは低費用で可能なはずです。
今回の家族は「思いつかないお葬式」と言ってましたが、素人さんは当然です。
でも葬儀屋なら色々な経験をしているでしょうから、素人さんには見えない方法
だとか、家族目線の葬式も組み立てられる葬儀屋はいるはずです。
建前や世間体の葬式でなく、自分達家族の手で送るお葬式――、
この機会に一度家族で話し合ってみませんか?
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お知らせ――、
ところで、思う所あって4月一杯で『ブログ村』は卒業します。
現在のブログ村にはいくつか???があるのと、あんしんサポートの代表として
書くべきブログ目的をスッキリさせるためです。
ですからブログは書き続けます(率直に、痛烈に、対象者を絞ってとなるはず)
現在のアメーバブログも近いうちに、当方サーバーに移転予定です。
詳細な理由は月末近くになったら書きたいと思います。
ブログ村、アメーバで登録されてる方は、後日登録変更お願いします。
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