毎年2月に行ってる『新パンフレット』等、全会員宅への個別送付作業、今年も
始まりましたが、毎年のことながら結構大変です。

》新パンフレット B3両面の完全データをイラストレーターで作成
》完全委託198パック A4片面完全データをイラストレーターで作成
》角2封筒 社名印刷完全データをイラストレーターで作成
以上は印刷業者2社にデータ送信して印刷依頼します。

》全会員向け添付文書作りと印刷
》永代供養墓納骨家族向け添付文書作りと印刷と振込用紙
》完全委託198利用家族向け添付文書作りと印刷
》毎年依頼される病院、施設向け添付文書作りと印刷
以上はA4コピー用紙を社内のプリンターで印刷します

全てが出来あがると、封筒の宛名印刷をして貼り、必要な印刷物を入れ封書し、
2月中旬頃までに、ゆうメールで発送しますが、合間を見ながらの作業でもあり
手間も掛るけど、費用も結構な額になり大変でしたが、来年から暫くは永代供養
墓の振込用紙の発送だけになります。

理由は『各パック目標に到達した』からです。
直葬、家族葬、一般葬、その他とそれぞれ目標とした内容、料金があります。

『直葬パック』で目指してきたもの  現在価格69.000円+税
・最低限必要な項目だけの実質最安パック(距離、時間帯追加なし)
 最低限のパックなら、家族の感覚、事情で必要な項目のみ加算すればいい。
 最低限のパックはどうしても低価格になり利益が出し難いのが最大の難点です。

『直葬+遺骨』で目指してきたもの  現在価格100.000円+税
・直葬+3種選択で、あらゆる家族への対応が可能となりました
 ① 直葬+全散骨
 ② 直葬+一部手元供養
 ③ 直葬+一部永代供養墓納骨(最長33回忌まで・年会費2.000円)
・寺を始め全ての墓の遺骨は最終処理ができません。放っておく事になります
 最大33回忌まで納骨後は全て散骨する事で最終処理できます
・墓参りは、誰でもいつか行けなくなります
 だから自宅仏壇等で手元供養できるサイズにしてあります
・今の墓は孫子達の足かせになっています
 例え海外転勤、移転でも持って行けるサイズにしてあります
・墓を守れるほどの子供達がいません
 手を合わせる永代供養墓納骨、墓閉じ不要、高額な費用は掛かりません

》日本で初めて、この全てを解決、確立したシステムだと思う(多分――)

『完全委託』で目指してきたもの  現在価格120.000円税込
・遺体、遺骨を全て処理、逝去後は一切誰の手も借りず可能にしたパックです。
 このパックは、ホームページ内の動画でも、会員さんが語っておられる言葉で
「誰にも迷惑を掛けたくない」この思いを実現させる為に目指したものです。
(お一人様の方・叔父、叔母、兄弟姉妹、他人など家族以外の葬式に最適です)

『家族葬』で目指してきたもの  
        現在価格150.000円+税 199.000円+税 319.000円+税
・一般葬儀社の直葬料金で宗教者付きの家族葬を目指してきました
・家族葬150.000円は、昨年癌の手術で偶然生まれたものでしたが大好評です
・全パック、読経・居士大姉戒名が付いています。
・150.000円は、直葬内容に式場での、読経と戒名が付けられた内容です
・199.000円は、上記に湯かん納棺と、遺影、白木膳、生花等が付帯します
・319.000円は、親族用で読経3種付き、全ての供物、施主花一対も付帯します

『一般葬』については依頼を受けていません
・理由は一般葬を希望する家族は財布事情に余裕があると分ったからです
・我々が手を差し伸べる必要の無い家族であり、菩提寺葬儀が基本となります

『菩提寺の行う葬式』当方謝礼より高額な寺については受けておりません
・本葬経、初七日法要経、前橋炉前経、居士大姉戒名、以上7万円です
・寺の利益の為に人生の全てと命を削っているわけではありません

『あんしんサポートが目指したもの』

》病院、施設で高額な出費をした後に迎えるのが葬式です
》故人との別れを受け入れる葬儀は入院入所中に済んでいるはずです
》終幕後は家族で温かく送ってあげれば良い――、が当方の基本姿勢です
》家族の生活を守る事が我々の目的であり、葬式はその手段でしかありません
》とはいえ低料金は勿論、誰が見ても違和感のない使用品、内容は絶対条件です
》目指したのは『依頼した家族が満足できる各葬式パック』でした
》料金的にも、内容も、現時点での究極の域まで到達しました
》そして、逝去前から安心して過ごし、葬式、遺骨、さらに遺骨処理に至るまで
 法要も含め全てに対応できて初めて葬儀支援は確立すると考えてきました

》仕事ではありますが、収入を優先していません。
 利益、収入優先なら、以前の経営者で良く、休日もなく、24時間体制の葬儀を
 する必要はありませんでした。 あくまで葬儀支援に拘り続けてきました。

10月の消費税値上げから4か月が過ぎようとしていますが、前回の消費税引き
あげの時とは様相が違います。便乗値上げらしき雰囲気が今の所はありません。
このまま行けば、暫くは料金の見直しが不要と思えるからの判断です。

あんしんサポートの料金で、同じ内容の葬式は絶対にできないと断言できます。

葬儀屋でなく『国内唯一の葬儀支援』と謳ってきた以上、国内唯一の内容料金を
目指して12年、ようやく辿り着いた感があります。

多分、一般の人達も、葬儀社も、少し安い葬儀屋だと思っておられたでしょう。
当初は僕でさえ、そんな感覚になった事もあります。 しかし葬儀屋がしたい訳
ではありませんから『葬儀支援センター』としての差別化を図りました。

差別化は『支援事業の強調』にもなりますが『経営の圧迫』にも繋がりますから
『諸刃の剣』になるのは分っていました。

『菩提寺の行う葬式は受けない』
『一般葬は受けない・お客様扱いして欲しいなら一般葬儀社に行ってください』
『非会員さんから逝去後の依頼受けません。葬儀社探しには困りません』
『横柄な人は受けません・嫌な人は受けません』
『会員以外は受けません・逝去後の入会はできません』

普通の葬儀社ではあり得ない言葉が並んでいます。
商売と考えたらあり得ない事ばかりなのは、代表の僕も承知しています。
でも、だから葬儀支援なんです――、というのが理解して貰い易くなります。
結果を言うと、今現在は何とか食えています。 それで良いと思っています。
将来!?――、それは分りません。 でも普通の葬儀屋をする気はありません。

会員さんは僕の寿命や健康を気にされますが、事業の存続は会社が大きくても、
小さくても同じなんです。大手だから倒産しない訳ではありません。
大手は見た目は派手ですが、借金も莫大ですから資金ショート等が始まったら、
わずかな期間で倒産に至るでしょう。

一方小さな家業的葬儀屋は、食えりゃいいのですから、収入が少なくても暫くは
食えるわけで、すぐすぐ倒産とはならないはずです。

どちらが良い悪いでなく、僕は後者に近いものを選択しました。
その最大理由は『料金値上げをしたくない』からです。

事業の存続に限らず、世の中全て『諸行無常(形あるものいつか壊れる)』です
仏教熟語ですが、間違っていません。 歴史がその事実を教えています。 
ゆえに将来の布石は大事ですが、今を精一杯生きる事が未来に繋がるはずです。

今は『遣り甲斐、生き甲斐を持ち』『会員さん達に必要とされながら』自分達の
人生と命を掛けて、日々精一杯生きています。
自分が動くことで感謝してくれる人達がいるのは、とても幸せなことです。
例え肉体的に辛い時があっても、心穏やかに過ごす事が、会員家族の穏やかにも
繋がる――、そう信じてます。 葬儀後に見せる会員さんの笑顔は特効薬です。
 

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創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えてたか嘘のつけない自分日誌でもあります