人の終幕に年末年始は関係ありませんね。
大晦日に一報が入り、2日は午前3時過ぎの一報から
始まり、寝られたのは午後10時過ぎでした。
本日3日は午前10時に警察へのお迎え、正午頃には
隣接市の施設まで迎え、午後4時から家族葬でした。
正月ですから護摩焚きしてるお寺さんの都合です。
明日は午前中2件の火葬が済むと、1件は墓への納骨
ですが、石屋さんは正月休み、我々が納骨するしかあ
りません。
現在時刻、午後8時、昨日午前3時過ぎ搬送の疲れが
取れていません。 睡眠3時間で19時間活動だけど
その後8時間近く寝たのに疲れが取れていません。
65才になると、ガクッって来ると言われてましたが
こんな感覚が、そのガクッ・・なのでしょうか。
本日午後の搬送、逝去は昨夜2日夜でしたが、医師の
いない施設で依頼する病院からは、死亡診断に行ける
のは明日のお昼頃と言われたと昨夜電話が入りました。
千明からその旨の連絡を受け、次の指示を伝え施設に
連絡しておくよう言いました。 単純に考えても死後
15時間以上、温かい部屋にいれば腐敗臭が出ます。
》腹部にアイスノンのような保冷剤を直接当てる
》数時間で効かなくなるので何度か交換すること
》部屋別の空調なら冷房を入れておくこと
》部屋の暖房は切れるなら切り温めないこと
》掛け布団はせず、タオルケット程度にしておく事
病院、施設とはパジャマ姿で歩き回れる室温ですから
腹部を冷やさないと腐敗が速くなります。
腐敗する前に対処しておかず腐敗臭が出たら、凍結を
させる以外に臭いは取れません。
施設を利用される方で、医師不在なら同様の事が起る
可能性もあると覚えておかれると良いでしょう。
今朝になって、死亡診断書の準備ができたとの電話が
入りましたが、その前に警察へのお迎えが入ってた為
昨日の予定通り、お昼頃のお迎えになると伝えます。
警察へのお迎え、安置、打合せが済むと隣接市の施設
へと向かいます。 お迎えに行く途中で千明から喪主
である長男は近くの総合病院に入院してる聞かされる。
数年前、自宅裏にあった墓閉じを依頼され、喪主とは
何度か逢ってますから、入院がちょっと気になります。
施設に到着すると、始めに話しのできる場所をお借り
して兄弟と打ち合わせに入ります。
喪主からは家族葬でと言われてるらしいですが、まず
最初に僕から切り出しました。
「入院してるんだって!?」
「そうなんだよ、まだ管が通ってるんだけどさ」
「何処が悪くての入院なの?」
「癌と膵臓がどうのって言ってた・・」
「そっかぁ、じゃあ入院費も結構掛り続けるよね」
「そうなんだよね」
その後、話を進めると家族葬で15人ほど来るという。
ただ聞いてると、宗教者はどちらでも良く、仏式では
なくて神式だと言うし、式場は前橋あんしん館ですが
火葬は隣接市まで行く必要があります。
明日午後3時~4時は、お別れの時間と伝え15人には
1時間のうち都合のいい時間に来て貰い、榊(さかき)
を用意しておき、棺の中に入れてお別れをして貰う。
包んで来てくれた人に3.000円の返礼品は、いつでも
用意してあるから必要量使えば良いし、弁当でも用意
しておいて渡せばいいんじゃない!?
前橋なら登利平の弁当で良いし、一番安い730円ので
良いと思うよ。 一番安い「竹」が一番旨いって言う
人が圧倒的多数だからね。 余分なマージンも要らん
から一番安いんじねぇかな。
返礼品は25%割引だから2.250円+税だから、両方で
3.205円で済むから、親戚なら赤字になる事はない。
火葬は翌日10時火葬で良いでしょ。
火葬に来るのは家族だけなら5人くらいでしょ。
これなら病院も近いから、お昼は病院で食べられるし
他も家族だから食事の心配しなくてもいいでしょ。
それに2日間だけど、それぞれが長時間じゃないから
比較的疲れないと思う。
これに散骨を入れても合計15万円で可能だと思う。
例え5万円、6万円の差でも、この先も入院費は掛り
続けるから、少しでも抑えたほうが良いんじゃない?
自分でも大きなお世話だなぁって思うけど、会員さん
では組めないですから、したい事が出来て、費用面で
抑えられる方法を提案する、いつもの流れです。
ホームページでも、パンフレットでも「本音で相談」
と書いてあるのは、こんな現実も起こるからです。
入会した時は多少財布事情に余裕があっても、自分も
含め、いつ何があるか分りません。
事が起った時点での、都合や事情に合わせて、無理の
ない葬式を施行する。 或いはそれを実現してくれる
葬儀屋さんを探しておく。
これが基本だと思って良いんじゃないかな。
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