今年も一週間となりましたが、昨夜は日付が替わったと
ころで電話が入り、火葬予約を済ませて、隣接市の病院
までお迎えに行ってきました。
年末の予約は時間との勝負ですが、前橋でも隣接市でも
予約可能の故人でしたから、予約が取り難い前橋を優先
するのが最善と考え予約しました。
お迎えに行った病院で会葬者は7名、遠方から来る人が
いるから食事を出したいと喪主希望、普通なら斎場待合
室で食事と考えるのが普通の葬儀社です。
でも僕の感覚は少し違いました。
》火葬時間を考えると待合室はせいぜい1時間
》寒い時期に冷たい料理は決して旨くはない
》待合室料も含め高い料理になる
》朝一火葬なら午前11時には拾骨も終わる
》前橋なら拾骨は「手」で出来る
》お墓は前橋市にあると聞いている
当日納骨なら、遠方から来てくれる故人の兄弟も一緒に
行けるし、納骨してからの食事でちょうどお昼頃です。
そのまま食事をしても、その日のうちに九州に戻れます。
我々が考えるべきは、この家族にとって最善の方法です。
依頼が入った時点で瞬時に判断し迅速な対応をする。
多分、多くの家族は事前情報も含め総合判断をして予約
していると思わないでしょう。 それを家族がいちいち
知る必要もありません。 温かく送れ、来てくれた人も
喜んでくれたり、流れが良ければ良いだけです。
日程も費用も、抑えられるものは抑え、寒い時期の食事
なら温かいものを食べて貰うほうが気が利いてます。
「できる」と「すべき」は、本音の事前相談の中で見え
て来るものですが、皆さん、特に高齢に入った人達には、
「できる時がすべき時」という感覚を持って欲しい。
》行こうと思えば行けるなら旅行等はどんどん行くべし
・行きたいと思っても突然行けなくなる現実もある
》買いたい物は買える時が買うべき時
・言い方を変えれば、買える時が安い時と思えばいい
旅行でも、仕事でも、買物でも、改装でも、できる時も
あればできない時もあります。 介護者を抱えていたら
お金があっても、旅行など行けるはずがありません。
また時間はあっても、お金が無ければ行けません。
こんな経験は長い人生の中で何度も経験してるはず・・
なら、その経験を活かせばいいんです。
好きな物があったら、食べられる時に食べる。
行きたい場所があったら、行ける時に行ってくる。
買いたい物があったら、買える時に買う。
極端に言えば、別れたい相手は、別れられる時に別れる。
病院や検査もできる時に迅速にするのが大事です。
若い人達は別として、60代からの高齢者は、日々の生活
全てにこの感覚を持っていると良いですよ。
自分の人生を充実させるも、惰性で何となく生きるのも
全ては自分次第です。 後悔の人生より、満足な人生に
したいなら、ただ待っていては絶対に達成しません。
小さな事から迅速に動き出せば、段々大きな動きも迅速
かつ正確に動けるようになります。
年末になると一年が速いと感じる人は多いでしょう。
速いと感じたら高齢と自覚したほうが良いでしょう。
一年が速いと感じる人は、今回の事を考えてください。
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